こんにゃく味付けは、昔ながらのアノ方法が一番!
スポンサーリンク
こんにちは
寒い日が続き温かい鍋物が食べたくなりますね。ところで、鍋料理のおでんに入っている「こんにゃく」は味が染み込みにくいですよね。「食べたら味がない」なんてことがあると思います。そこで今日はこんにゃくに味を染み込ませる方法をご紹介します。
こんにゃくに味を染み込ませる
こんにゃくの約97%は水分、残り3%はこんにゃく芋の食物繊維です。ぷるぷるした食感は水分量の多さなんです。
ところで、おでんなどに入れるこんにゃく、なかなか味が浸みこまないと感じませんか。煮込めば味が染み込むと思っても固くなるばかりで、味が入りませんよね。この原因は約97%の水分にあります。こんにゃくの水分が邪魔をして味が入らないのです。
これを解決する方法は1つ!水分を抜くということです。
簡単な方法は2種類、浸透圧を使う方法と凍らせて抜く方法があります。
では早速ご紹介していきます。
はじめに下処理として、こんにゃくのアク抜きをします。
食べやすいサイズにカットして、沸騰した湯に入れて2〜3分茹でてください。ザルに上げて、サッと水洗いしたら完成です。(アク抜き不要と表示があるものは必要ありません。)
「塩」又は「砂糖」で揉みます。料理の味付けによってどちらかを選択してください。
2~3分揉んだ後サッと水洗いしてください。塩又は砂糖を少し落とす程度(数秒)で構いません。
キッチンペーパーなどで水分を拭き取れば完成です。
凍らせる方法
適当な大きさにカットして、沸騰した湯に入れて2〜3分茹でてください。
バットに重ならないように並べます。
ラップをしてそのまま冷凍してください。大きさによりますが2~3
時間で凍ります。
1度凍ったこんにゃくを常温か熱湯で解凍して完成です。解凍時に
- 水分は抜けます。余分な水分を切ってから料理に使ってください。
冷凍した「こんにゃく」はスポンジ状になるので、食感が大きく変わりゴムのような感じになります。炒め物などに向いています。なお、ぷるぷるした食感を求めたい場合は冷凍は避けてください。
補足
食感が失われる代わりに賞味期限が延びることは冷凍の利点です。賞味期限は1ヶ月になります。
しらたきと糸こんにゃく
しらたきや糸こんにゃくも、こんにゃくに変わりないので同様のやり方で味が染み込むようになります。
また、乾煎りするという方法もあります。中火で水分が出なくなるまで乾煎りします。
もっと味を染み込ませたいなら、『揉み+隠し包丁!』
コンニャクに味を染み込ませるため両面に隠し包丁を入れていきます。1~5㎜程度構いません。深く入れすぎると出来上がりの断面が汚くなってしまうので浅く細かく入れます。包丁を入れる方向は一方向で構いません。また、向きを90度変えて四角い格子状に包丁を入れていくと見栄えがよくなります。
今日の最後に
こんにゃくに味を染み込ませるには、
「塩」又は「砂糖」で2~3分揉む
隠し包丁を入れる
食感を気にしないなら「冷凍」する
お勧めは1と2組み合わせ、味も見た目もグーンとアップします。
保存性を優先させるなら3番目を選んでください。
なお、煮込んで柔らかくしようとしても、柔らかくなりません。こんにゃくは火を入れるほど「硬く」なってしまいますので、過剰な加熱は避けてくださいね。
寒い日は温かいお料理が一番!おでんなどの鍋料理に是非とも試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。