海苔には表裏があるって本当!
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こんにちは
お寿司の太巻きなどに使う『海苔』ですが、表裏があるのはご存知だと思います。しかし、どうして表裏ができるのでしょうか。今日は『海苔』についてお話したいと思います。
海苔の表裏
海苔はどっちが表、ツルツルした面、それともザラザラした面?
答えは
表面はツルツルした方が表です。
反対にザラザラした方は裏になります。
お寿司の太巻きを巻くときはザラザラした面にご飯と具をのせて巻きます。ツルツルした方を表面にすると、食べたときに歯ざわりがよくなり美味しく感じるようになります。
どうして表裏ができるのか
画像出典:ファイル:見島の寒海苔作り.jpg - Wikipedia
昔ながらの海苔は、海苔簀(のりす)と呼ばれるすだれ状のものを使用して作ります。海苔を細かくして真水で洗った後、海苔と水を一緒に漉(す)いて四角い形にして天日干しにします。
最初に太陽に向けた面は滑らかになりますが、反対側の面は海苔簀(のりす)に張り付いてしまうため、海苔を剥がすとザラザラになってしまいます。このことが海苔に表裏がある理由なんです。
現在では天日干しは少なくなり機械手で乾燥していますが、海苔簀を使うことはかわらないので現在でもザラザラした面できてしまいます。
ちなみに、ザラザラした見た目は『海苔足』と呼ばれていて、海苔足が立っているもの程、昔から美味しい海苔と言われています。
ちょっと雑談
海苔の旬
海苔にも旬があります。寒いこの時季の11月から2月頃が美味しいとされています。12月頃から出回る海苔は、香りよく、柔らかくなります。旬の時季の海苔は、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンCなどが多く含まれているので、肌荒れや風邪予防に最適なんですよ。寒い時季の今が旬ですので、生の海苔を食べてみてください。
今日の最後に
今回の海苔の表裏ですが補足があります。海苔の味を優先するなら、『ツルツルしたた面を内側』にして使ってください。海苔本来の美味しさがあじわえます。私がおにぎりを握るときはザラザラした面を外にします。こっちのほうが美味しく感じます。 一般的にはツルツルした面が表なので、この話は参考までに…。
海苔の表裏は見た目が大きく作用しているので、表裏があることだけ覚えておくといいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。