旬は2月から『せり』の話
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こんにちは
春の七草として知られている『せり(芹)』、1月7日に食べた方も多いと思います。実はせりの旬は1月ではなく、美味しくなるのは2月からなんです。今日はこれから旬を迎える『せり』についてお話したいと思います。
冬は『せり』が美味しい
今ではハウス栽培も行われ一年中食べることができるせりですが、せりの本当の旬は春先で、露地栽培のせりは2~4月です。 特に美味しくなるのは春先で柔らかい芽が伸びてきた頃の2~3月からです。七草粥が食べられる1月は旬になる手前、ビニルハウスで栽培されたものなので味的には今ひとつなんです。
ちなみに、せりという名前の由来は、せりの生態が由来となっています。1ヶ所から競り合うように生えて成長することから、「せり」という名前が付けられています。
せりの栄養成分はと言われると、何と言って免疫力を高めるβ-カロテンやビタミンCが豊富なこと、老化防止や肌のうるおいを保つ効果や風邪予防に効果があります。あとは、鉄、食物繊維を含み、貧血予防や便秘に効果があります。また、せりを煎じて飲めば、整腸作用や急性胃腸炎、健胃に効果があります。ああ見えて、せりは万能な野菜なんですよ。
せりの食べ方
栄養豊富なせりですが食べた方には2つあります。生食と加熱があります。生食の場合はサラダがお勧め!アクがあるので苦味を感じますがビタミン摂取を重視するなら絶対に生食です。
もう一つは加熱調理、 せりは加熱と抗酸化作用が非常に強くなる傾向があります。 生活習慣病予防や老化予防などに効果があるんですよ。旬の料理としては鍋料理や天ぷらがいいですね。せりと白菜をたっぷり使えば食物繊維が豊富に摂れます。
せりの根
せりを購入するとい必ずと言ってもいいほど根が付いています。どうして根付きのままで売っているのかというと、できるだけ長く鮮度を保つためなんです。
せりは栄養を根にため込みます、根を切ってしまうと茎と葉が急速に鮮度が落ちてしまい枯れてしまいます。なので、根は切らずにそのまま売られています。
また、ご家庭で保存をするときにも根は切らずになるべく立てた状態で保存するようにしてください。
せりの保存方法
せりをビニール袋から出して、新聞紙かキッチンペーパーに包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れよう。濡れた新聞紙かキッチンペーパーで根を包んでおくと日持ちがよくなります。
ちょっと雑談
先ほど話に出ました『せりの根』ですが食べることができるんですよ。よく洗って汚れを落としてから鍋料理や天ぷら、きんぴらなどににして食べてみてください。食感がよくとても美味しいですよ。根っこまで食べられるなんてお得ですよね。
写真は、仙台の名物『せり鍋』
今日の最後に
これから旬を迎え価格も下がってきます、栄養豊富なせりを美味しい時期に食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。