これは意外! 恵方の方角の決め方
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こんにちは
早いもので1月も後半ですね。2月に入れば節分がやってきます。節分と言えば恵方ですが、前々から疑問だったこと『恵方』は誰が決めているのでしょうか。今日は『恵方』についてのお話をしたいと思います。
恵方を決めるのは誰?
はじめに恵方とは
『歳徳神(としとくじん、とんどさん)』の在する方位を『恵方』または『明の方(あきのかた)』と言います。歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳(幸せや金運)を司る姫神のことです。
歳徳神さまは、いつも同じ方角にいらっしゃるわけではありません。一年ごとに方角をかえるので毎年恵方は変わります。
では今日の本題の誰が決めているのか、この問題に入ります。
恵方を決める人
実は、恵方の方角を決めている人はいません。
恵方の方角というのは、ずっと昔からすでに決まっています。そしてこの先もずっと決まっています。
恵方というのは基本的に東西南北の四方しかありません。
東西南北の四方に『十干(じっかん)』を組み合わせて、その年の恵方が決まります。
恵方に当たるのは、東北東・西南西・南南東・北北西の四方です。
この四つが5年周期で、東北東~西南西~南南東~北北西~南南東という順番で繰り返して周っています。
また、恵方は西暦の下一桁で知ることができます。
4か9 ⇨ 東北東
0か5 ⇨ 西南西
2か7 ⇨ 北北西
1か3か6か8 ⇨ 南南東
2020年からの恵方
年 | 日時 | 方角 |
---|---|---|
2020年(令和2年) | 2月3日 | 西南西やや西(右) |
2021年(令和3年) | 2月3日 | 南南東やや南(右) |
2022年(令和4年) | 2月3日 | 北北西やや北(右) |
2023年(令和5年) | 2月3日 | 南南東やや南(右) |
この方角は恵方巻きだけではなく初詣にも使えます。 ご自宅から見て、恵方の方角の神社に初詣をすることを恵方詣りと言い、その年の願い事を祈願すると良いとされています。
出典:ぐるなび恵方巻きの方角を検索してみよう! - ぐるなび
ちょっと雑談
節分の豆まき
節分に豆をまくことは、「魔を滅する(魔滅)」ためや「魔の目(魔目)」に向かって豆まきをする、という意味で豆をまくようになりました。
豆まきの順番 節分に豆まきの順番をご紹介します
- 順番に奥の部屋から始め、鬼門といわれる鬼が出入りするとされる不吉な方角である東北側の窓を開けて、「鬼は外!」と言いながら、豆を投げる。
- 次に、窓を閉めてから「福は内!」と言いながら、豆を投げる。
- 最後に、玄関を開けて「鬼は外!」と言いながら、豆を投げる。
一般的に豆まきをする時には、「鬼は外〜!福は内〜!」と言いながら豆まきをしてくださいね。
今日の最後に
恵方は5年周期で廻っていくとは意外な結果でした。このことは初詣等にも使えるので覚えておいて損はありませんね。
ついでと言っては何ですが、太巻きは一人一本を食べ切ってくださいね。半分に切ることはNG!7種類の具は神様を表し、神様を切ることになります。食べ切る自信がないときは始めから手を出さないようにしましょう。
ちなみに、私はどこかの宣伝活動にのせられるつもりは一切ないので太巻きは食べません。
最後までお読みいただきありがとうございました。