干し柿の甘さは砂糖を上回っていた!
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こんにちは
先日『干し柿』を食べていてふと思ったのですが、「干し柿はどのくらい甘いのか」。それで調べてみました。今日は『干し柿』についてお話をしたいと思います。
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干し柿の糖度
はじめに結果からお伝えします。
調べてみたところ砂糖の1.5倍甘くなるそうです。糖度は40~70度。砂糖をはるかに上回る甘さなんて凄い!自然の力には驚かされますね。
ちなみに、一番甘い干し柿は糖度60~70度くらい、これはハチミツが80前後なのでハチミツに迫る数値です。甘い果物の代表バナナは20度くらいです。
それでもう一つ思ったことが…、
「干し柿は干してはあるけど生の状態で、必ず消費期限があるはず」と思いました。
…と言うわけで、こちらも調べててみました。
調べてみたところ、冷蔵庫で保存した場合は、柔らかい水分が抜けて切っていない干し柿は1週間程度保存できるそうです。市販の干し柿は2週間~1ヶ月までは冷蔵庫で保存できます。
干してあるとはいえ、完全に水分は抜けていないので、ドライフルーツのような日持ちは期待できないという結果でした。やっぱり生物ということになります。
でも干し柿は買えば高い!
もう少し長く保存しておきたいです。
…ということで、保存を長くする方法を調べてみました。
すると、「冷凍すると長期保存が可能」とありました。
なんと保存期間は、1ヶ月~半年以上の保存が可能になるそうです。半年とは意外な答えでした。
冷凍保存
やり方も簡単!フリザーバッグに入れて、空気を抜いて冷凍するだけ。たったこれだけ。
冷凍すると硬くなるそうですが、1ヶ月以上の保存が可能になるので冷凍は非常にいい保存方法ですね。
そして解凍方法も簡単!常温または冷蔵庫に入れて解凍するか、レンジで40~60秒加熱すると解凍できます。
ちなみに、干し芋も冷凍可能です。これはやったことがあるので干し芋の冷凍保存はお勧め!
やり方は干し柿と同じですが、ただくっついてしまう場合があるので、小分けにしてラップで包み冷凍したほうがいいいいですよ。
干し芋の冷凍ですが、私の場合は冷凍しても硬くなりませんでしたよ。
温度が上がると干し柿も傷みます。たとえ冷蔵庫で保存していても開閉時の温度差によって傷みがはやくなります。傷んだ干し柿の見極めを紹介しておきます。
傷んだ干し柿の見分け方
干し柿の原材料である渋柿には、ポリフェノールの一種である『タンニン』が含まれていて、これが防腐剤の代わりとして機能してくれます。しかし、保存状態によっては干し柿にもカビが生えます。カビの種類はアオカビや緑色をしたカビ、白カビが生えます。カビが生えた干し柿は、カビが奥深く入り込んでいる可能があるので、取り除いて食べようとせずに捨ててください。
見た目
アオカビや緑色のカビ、虫がついている、中から汁が出ている
臭いや味
酸っぱい臭いや味、舌がピリピリする
このようなものは食中毒の症状が出る危険性があるので処分してください。
白い粉
なお、白い粉はカビではなくブドウ糖の結晶なので安心して食べてください。 白カビはフワフワした感じで盛り上がっています。
白い色の話が出ましたので補足
干し柿の黒い色の部分にカビではありません。渋柿に含まれているタンニンが、鉄分と化学反応を起こして黒く変色したものです。
今日の最後に
砂糖の1.5倍とは驚きでした。みなさんも自然な甘味が味わえる干し柿を食べてみてはいかがでしょうか。体にいいので絶対にお勧めです。
終わりに干し柿の保存はお早めに!
1月も後半で干し柿は製造から日数が経っていると考えられます。今のうちに冷凍保存して傷むことを防ぎましょう。干し柿と同様に干し芋も冷凍をお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。