軒先にニンニクを吊るしてある(干す)理由
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こんにちは
ニンニクを軒先に吊るしてあるのを見たことはありませんか。ネットや紐を使って吊るしてあるものです。
あれは何のために吊るしてあるのか気になりませんか。
そこで今日は『ニンニクを吊るす理由』についてのお話をしたいと思います。
ニンニクを吊るす理由
ニンニクを吊るす理由の答えは、乾燥させるのが目的です。
どうして乾燥させるのかというと、第一に水分を抜くことで腐ってしまうのを防ぐことと、第二に発芽を防止させるためです。乾燥させることによって通常3~4日のところ、乾燥した季節なら3週間~1ヶ月程度保存が可能になります。
また吊るすことで風通しがよくなりカビの防止にも効果あります。
やり方は購入したニンニクをネット(ない場合は紐を使う)に入れて吊るすだけ。ポイントは場所選びです。
乾燥させる場所
風通しのいい場所
日光に当たらない場所
温度が低い場所
※直射日光と湿気には注意してください。 スーパーで売られているものは多少は乾燥させてありますが、新鮮な収穫直後のものが手に入ったら困りますよね。ではそのときの対処方法を紹介します。
収穫直後のニンニク
ニンニクの収穫期は5月~6月ですが、収穫直後のものは水分が非常に多いので干す必要があります。
対処方法
余分なニンニクの根をハサミで切ります。
葉がついた状態で、3日~5日くらい天日干ししてください。
天日干しが終わったら、20㎝~30㎝ほど軸の部分を残し、あとは切り落とします。
長めに残した軸に紐などをくくりつけ束ねて、風通しの良い場所に干します。
処理終了。そのまま3週間~1ヶ月程度保存できます。
でもいくら日持ちするからって、1ヶ月って短いですよね。1ヶ月で使い切るのは無理な場合だってあります。もっと長く保存できる方法があるいいのですが…。
ニンニクの冷凍保存
もっと長く保存できる方法は冷凍保存です。冷凍なら風味を損ねず2~3ヵ月保存可能、最長では6ヶ月も保存が可能になりです。
ではやり方を説明します。
冷凍保存のやり方
皮付きのまま1片ずつバラバラにする
使いやすい個数の1~3片ずつラップで包む
フリーザーバッグに入れて冷凍する
解凍方法
凍ったまま端の根元部分を切り落とす(ニンニクはカチカチには凍らないので簡単に切れます)
水を張ったボールに入れて1分浸ける
水分を切って調理する
また、ニンニクは下処理してからも冷凍保存できます。
下処理をすると香りが飛びやすくなり保存期間が短くなるデメリットはありますが、使いやすくなるというメリットがあるのでこちらもお勧めです。
保存期間が2週間くらいを目安にしてください。
スライス・みじん切り・すりおろしの冷凍方法
皮をむき用途に合わせてカットする
小分けにしてラップで包む(平ら包むと解凍が早くなります)
フリーザーバッグに入れて冷凍する
解凍方法
すぐにとけるので、凍ったまま調理に使ってください。
今日の最後に
ニンニクを吊るす理由は水分を抜いて保存期間を長くするためです。また発芽を防ぐという理由もあります。もしも発芽をしてしまった場合でも緑色の芽を取り除けば食べることができるので安心してください。
長期保存をお考えなら冷凍保存です。最長6ヶ月で解凍も楽なのでニンニクを買ったら即冷凍がお勧めです。
最後までお読みいただきありがとうございました。