【ホタルイカ】スーパーで購入したら下処理をしよう!
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こんにちは
ずいぶん暖かくなりましたね。
春のこの時期は、ホタルイカを購入される方も多いと思います。スーパーで手に入るホタルイカはボイル済みのものが多いのですが、購入こはどうしていますか。勿論、ボイル済みのものはそのままでも美味しく食べることができます。ですが、下処理をしたらもっと美味しく食べることができるんですよ。
そこで今日は『ホタルイカの下処理』についてのお話をしたいと思います。
ホタルイカの下処理
スーパーで見かけるものはボイル済みのものが多いのですが、これはホタルイカは非常に鮮度が落ちやすいからなんです。一部には、生の状態で売られることもありますが、これは新鮮なホタルイカでしかできないことです。スーパーでは見かけませんよね。
ボイル済みのホタルイカは下処理なしでも食べることができます。ですが、少し手間をかけて骨などを取り除くと、異物を感じることなく美味しく召し上がることができます。
ホタルイカの下処理でやることは写真の4点を取り除くことです。簡単なので挑戦してみてください。では下処理のやり方をい説明します。
用意するもの
骨抜き
骨抜きがない場合は、ピンセットや清潔な毛抜きで代用してください。いずれもない場合は指で構いません。
ホタルイカの下処理 やり方(A)
左右の目を骨抜きで取り除く
足を頭側に返して黒いくちばしを取る
頭の先端から軟膏を引っ張り出す(足の付け根からも可能)
長い足の2本を切り落とす(これはお好みで、やらなくてもOK)
丁寧にやることで食感がよくなるので手間をかけてやってみてください。下処理のやり方は以上です。慣れてきたら指でできるので挑戦してみてください。
ホタルイカが余った場合
食べきれなかったときは、冷凍が最善策です。
ホタルイカは加工日から2日が期限の目安になります。食べ切れないと判断したらすぐに冷凍保存することをお勧めします。
たくさんある場合は、小分けにしてラップで包みます。あとはフリザーバッグに入れて冷凍するだけです。1~2ヶ月保存が可能になります。
生のホタルイカ
生のホタルイカが手に入ったら、先ほどと同じように下処理をします。
やり方(B)
ホタルイカをサッと水洗いする
上記のホタルイカの下処理 やり方(A)で下処理する
鍋にお湯を沸かし、お塩を入れる。(約2~3%の塩水を作る)
沸騰直前にそっとホタルイカを入れて、沸騰させないよう弱火で1分半ほど茹でます。
冷水にサッと入れます。(茹で縮みを防止するため)
水分を切って完成です。
保存は当日食べる以外のものは、冷凍保存がお勧めです。
ちょっと雑談
ホタルイカの生食は危険
生のホタルイカをそのまま食べる方もいらっしゃいますが、私はお勧めしません。それはホタルイカには寄生虫がいることがあるからです。 ホタルイカの寄生虫は2~7%とで寄生率は低いのですが、発症してしまうと皮膚爬行(はこう)症や嘔吐、腹痛といった症状が出るのでコワイ食中毒なんです。しかも最悪の場合には、腸閉塞で入院というケースもあります。生で食べるのはとても危険なので避けた方がいい食品なんです。
寄生虫を死滅させるには加熱が一番効果的です。ホタルイカの寄生虫は旋尾線虫幼虫(typeX型)と呼ばれているもので、沸騰水に30秒以上、かつ中心の温度60℃以上になれば死滅します。上記の処理方法、やり方(B)のように1分半加熱すれば間違いなく死滅します。なので、生のものは必ず茹でてから食べるようにしてください。
参考までに、冷凍しても旋尾線虫幼虫(typeX型)は死滅します。
-30℃で4日間以上、-35℃で15時間以上、-40℃で40分以上の冷凍で死滅します。
家庭の冷凍室では無理なレベルなので、冷凍での死滅は望まない方がいいでしょう。
今日の最後に
スーパーで買ってきたボイルホタルイカをそのまま食べることはできます。しかし、美味しいものを食卓に出したいなら下処理をすることをお勧めします。数が多くなると思うので時間がかかってしまいますが、下処理をした方が美味しいので挑戦してみてください。
ホタルイカは3~4月が最も美味しくなる時期です。美味しい時期に1度は食べてくださいね。ちなみに、私がお勧めする食べ方はホタルイカの天ぷらです。美味しいので是非!
最後までお読みいただきありがとうございました。