キュウリの賞味期限はいつまで?
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こんにちは
普段何気なく使っているキュウリですが、賞味期限などはあまり表示されていません。いつまでなら食べることができるのか不安になりますよね。そしてどのような状態だと食べることができないのかも心配になります。そこで今日は『キュウリの賞味期限』についてのお話をしたいと思います。
キュウリの賞味期限
キュウリを常温で保存した場合は、3日くらい日持ちします。
3日と言うのには条件があり20℃以下の温度だった場合に限られます。キュウリは水分量が多く傷みやすい野菜なので、本来は常温保存には向かない食材なんです。
この反対に温度を下げると、今度は低温障害をおこしてしまいます。キュウリの低温障害は、スポンジのようにスカスカになった状態や、内部が赤または茶色っぽい状態のものをいいます。赤くなるのは中心部だけで、これはキュウリに含まれるポリフェノールという成分が酵素の働きにより、酸化することで生じる現象です。
低温障害になってしまったキュウリは食べることは可能ですが、極端に味が落ちてしまうので炒めたり漬物にしか使えません。スカスカや赤または茶色い場合は食べないほうがいいと言えます。
キュウリが傷むとどうなるの?
キュウリは腐敗すると次のような状態になります。
キュウリの内部が濃い赤や茶色になる。
皮が溶けてぬめりがでる。
ブヨブヨして白い液体がでる。
カビが生える。
異臭がする。
このような状態は、低温障害とは違い、完全にアウトの状態です。期限に関わらず処分してください。
色の変化は低温障害と混同しやすいので、少しでも色が変わっていたら諦めて捨てたほうがいいでしょう。
キュウリの保存
高温と低温が適さないと言うことが分かりました。では保存に最適な場合はどこなのでしょうか。
キュウリにとっての適温は10~13度くらいの場所です。これを兼ね備えている場所はと言うと、冷蔵庫の野菜室なんです。よって保存場所に適している場所は野菜室になります。
気になる期限ですが野菜室で保存した場合は、立てた状態だと1週間。袋のままキュウリを寝かせて保存した場合には、4日程度が期限になります。
キュウリを立てて保存すると日持ちする理由は、縦に伸びるキュウリが育っているときと同じ環境にしてあげたからです。自然にきゅうりが育っていた状態と同じになり、自ら鮮度を保とうとするからです。保存するときは、野菜室を開け閉めするたびに立てたキュウリが倒れないように、深さのある容器に収納してあげましょう。
なお、冬の時期であれば風通しのよい冷暗所での保存が可能です。
1週間で食べきれないときは?
キュウリの期限は1週間と分かりましたが、1週間では食べきれこともあります。そんなときはどうしたらいいのか。
解決策は、冷凍保存です。ただし、条件があってキュウリを凍らせると解凍したときに漬物のような感じになってしまいます。冷凍するときには、このことを承知の上でやらなければなりません。冷凍した場合の保存期限は、約1ヶ月です。
冷凍保存のやり方は、キュウリを洗ってしっかりと水分を拭き取ります。1本ずつラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍してください。解凍方法は、水の中へ入れて3~5分で半解凍状態になります。この状態なら包丁が入るので、そのまま調理してください。
解凍して食べたけど、なんとなくイマイチ。
そんな方にお勧めなのが、漬物にするです。なかでもお勧めなのが自家製キューちゃんです。色々と万能に使えるのでお勧めなんですよ。では自家製キューちゃんの作り方を紹介します。
用意するもの
きゅうり
生姜 1カケ千切り
鷹の爪 2本輪切り
醤油 80ml
酒 40ml
砂糖 30g
酢 10ml
作り方
キュウリを4分茹でます。中心部は生の状態でもOK。
5㎜~1㎝幅の厚さで輪切りにします。
輪切りにしたキュウリをフキンで包み水分を絞る。
キュウリ以外の材料を煮立たせる。
キュウリを入れて再沸騰させ冷ます。
ジッパー付きの袋かタッパーに全てを入れて密閉する。
冷蔵庫の野菜室で1~2晩ほど寝かす。
キュウリに味が浸み込めば完成です。
キュウリは煮過ぎないようにして、沸騰したらすぐに火を止めてください。1週間を目途に食べ切ってください。
今日の最後に
キュウリの保存期限は、常温で3日くらい。適切な保存方法をした場合は、冷蔵庫の野菜室で1週間です。何かと使うことが多いので知っていて損はないと思います。自家製キューちゃんはお勧めなので是非!
最後までお読みいただきありがとうございました。