オクラは生で食べても大丈夫!
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こんにちは
夏に美味しくなる野菜にオクラがあります。ネバネバ感がいいですよね。
ところで、オクラってよく茹でますよね。茹でないと食べることができないものなのでしょうか。
そこで今日は『オクラの加熱』についてお話したいと思います。
オクラの加熱
「オクラは必ず加熱するもの」ではなく、
オクラは生でも食べることができます。
オクラを茹でて下処理する理由は、硬いので食べやすくするためです。新鮮なものなら生で食べても大丈夫です。でも、買って3日以上経ったものや、夏の終わりから秋のものは皮が硬いので柔らかくするために加熱した方が食べやすくなります。なので、必ずしも茹でる必要はありません。
オクラの下処理でもう一つよく行うことがありますよね。塩でこするという作業!
塩を使う理由は、オクラの表面にある産毛を除去するためです。塩をまぶして指でやさしく擦り、産毛を除去して食感をよくします。産毛は獲れたての新鮮なものに多いので、スーパーで購入するものなら時間が経っているのでやらなくても大丈夫なんです。塩で下味を付ける目的があるなら行った方がいいですね。
ということで、オクラは生で食べても大丈夫です。でも、ヘタの周りもガクは取ってくださいね。
下処理しなくてもいいと言いましたが、オクラの下処理には大切な役割もあるんです。
それは、食感をよくすることと緑色を鮮やかにすることです。特に見た目は大切なので、サッと茹でて鮮やかな緑色に仕上げることは視覚的に重要なポイントです。また、直径1㎝以上の太さのものは、皮も種も硬くなりますので、柔らかくするためにも加熱する必要があります。お料理をワンランクアップさせるためには、下処理が重要になります。
では、オクラの下処理方法をご紹介します。
オクラの下処理方法
ヘタの周り(ガク)の硬い部分を包丁で面取りするように削りとります
軸の硬い部分(ヘタ)も切り落とします
オクラをサッと水洗いしてボウルに入れ塩をまぶす
表面を優しくこするようにして産毛をとる(まな板の上で板ずりしてもOKです)
沸騰した湯にオクラを入れて1分間茹でます
冷まし方
粘りを逃さず、歯ごたえのよさを出したい場合は、取り出したオクラを氷水にサッと浸けてからザルにあげます。水分をを拭きとって完成です。
柔らかくネバネバを楽しみたい場合は、1分間茹でてザルにあげ、そのまま冷まします。(余熱で更に柔らかくなるのでそのまま放置します)熱がとれたら完成です。
保存
すぐに食べないときは冷蔵庫で保存してください。保存期間は2~3日です。(カットした場合も同様です)
冷凍保存する場合は、フリザーバッグなどに入れて3週間になります。
注意!生食できない状態
次のものは傷んでいる状態のものです。購入直後であっても下記のようなものは処分しましょう。また、生のオクラは1度カットしてしまうと1日くらいしか日持ちしません。カットして残った場合は処分することをお勧めします。
傷んだ状態
表面にヌメリがある
切ると中まで変色していた
水分が抜けて柔らかい
異臭がする
今日の最後に
オクラは生で食べても大丈夫です。ちょうど今の時期、6~7月のオクラは皮が柔らかいので生食に向いています。8月に入ると硬くなるので生食なら今のうちです。
オクラの旬は6~8月です。ネバネバの成分であるムチンは内臓の粘膜や肝臓、胃腸の保護を行ってくれます。また、疲労回復・夏バテ防止にも効果を発揮してくれます。現在では1年中食べることができますが、美味しいときに旬のオクラをお勧め致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。