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夏場のお味噌汁はどのくらい日持ちするの?

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夏の調理




こんにちは
気温が上がるこの時期は食中毒がコワイですよね。
夏場の食品管理が心配です。特に、食べ切れずに余ってしまったお味噌汁は心配ですよね。
ところで、お味噌汁はいったいどのくらい日持ちするのでしょうか。「傷んでいるか」その見極め方も覚えておきたいですね。
そこで今日は『お味噌汁の日持ち』についてお話したいと思います。

お味噌汁の日持ち




お味噌汁の日持ち

 夏場は熱中症対策にもなるので、お味噌汁は飲んだ方がいいのですが余ってしまうこともあります。では、余ってしまった場合どのくらい日持ちするのでしょうか。



常温保存の期限
6時間~12時間(半日まで)



 お味噌汁は常温に放置しておくとすぐに傷みます。温度や湿度、保存環境、中の具材などにより更に短くなる場合もあります。


 例えば暑い季節に、夜に作って朝食にも食べようと思ってコンロに置きっぱなしだとすぐに傷みます。


 常温保存するのなら、3~4時間ごとに沸騰するまで加熱することが最低条件になります。また、よく濃い目のお味噌汁なら持つと言われていますが、夏場の常温保存には通用しないので注意が必要です。



保存は冷蔵庫で!



お味噌汁の保存



 お味噌汁が余ってしまったら冷蔵庫での保存をお勧めします。


 やり方は、常温か常温より少し高めくらいまで冷めてから、冷蔵庫に入れます。このとき、鍋ごとでも構いませんが、鍋が入らないようなら汁茶碗に移しラップをして保存するか、タッパーなどの密閉できる容器に入れて冷蔵保存しましょう。こちらも、温度や湿度、保存環境、中の具材などにより更に短くなる場合があるので注意しましょう。


冷蔵庫での保存期限
1.5~2日くらいまでです。(冬場は2~3日です)



冷蔵保存のやり方

  1. 蓋をとり粗熱をとる。(湯気で水滴がつくのでフタはまだしない)

  2. 常温くらいまで下がったらフタをして冷蔵庫に入れる。


※この時、氷水を張ったボウルなどで急冷するとより安全度が増します。タッパーに移した場合も同様になります。



味噌汁が傷んだらどうなる


  • 異臭がする(酸っぱいにおい・すえた臭い・納豆ぽい臭いなど)

  • 味が違う(酸っぱい味がする)

  • カビが生えている

  • 塊が浮いている



判断が難しいときの方法
  1. お味噌汁をお椀などに大さじ2くらい入れて、ラップをする。

  2. レンジで、20秒ほど加熱する。

  3. レンジから出した後、ラップを外し、すぐに匂いを嗅ぐ。

  4. お味噌汁と異なる、臭いがすれば傷んでいます。



すぐに食べないときは冷凍

 すぐに食べないときは冷凍しましょう。ただし、コンニャク、ジャガイモ、カボチャ、ナス、豆腐は冷凍すると食感が悪くなるので避けてください。


 冷凍方法は、お味噌汁が冷めたら密閉容器に入れて蓋をし冷凍保存します。


 解凍は、食べる前日または半日前に冷蔵庫に移して冷蔵解凍します。その後、鍋にうつして加熱しましょう。

冷凍保存できる期間は、2週間です。



今日の最後に

 お味噌汁の常温保存は、6時間~12時間で傷みます。保存環境によってはもっと早く傷む場合があります。余った場合は、熱をとってすぐに冷蔵庫で保存しましょう。


 お味噌汁で傷みやすい具材は、なめこ、ホウレン草、モヤシ、しじみ、あさり、卵です。これらの具材を使ったお味噌汁は、常温保存するとすぐに傷みます。冷蔵庫で保存しても、1日が限度になるので注意しましょう。


 お味噌汁に限らず、食品が傷みやすい季節なので注意してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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