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ピーマンの種も食べると体に良い!

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夏野菜




こんにちは
夏野菜の一つにピーマンがあります。彩りがほしいときに便利ですよね。でも、種が少し邪魔に思えますけど…。
ところで、ピーマンの種って完全に取り除かないといけないのでしょうか。食べると害があるとか?
そこで今日は『ピーマン』についてお話をしたいと思います。


ピーマンの種




ピーマンの種

 ピーマンの種は食べることができます。種の周りに付いている白いワタも食べることができます。ヘタだけ外しておけば丸ごと食べてもいいんです。アルカロイドと言う毒性が含まれていて昆虫には害がありますが、人間とっては無害に等しいと言えます。むしろ栄養価が高いので食べた方がいい部分になります。


 海外では日常的にピーマンは丸ごと食べているそうで、インドでは丸ごとカレーに入れたりしているようですよ。なので、ピーマンの種は食べても大丈夫な部分です。



ピーマンの種に栄養はあるの?

 食べても大丈夫ななら、気になるのは栄養ですよね。


 種とワタに多く含まれているのはカリウムです。カリウムは、余分な水分を吸収してナトリウムの排出する働きがあります。高血圧やむくみ、夏バテ予防に効果的な成分です。 むくみ解消は、冷房を使う時期に体が冷えて、足や顔などがむくむ方には嬉しい効果ですね。


 更に、種だけに含まれる「ピラジン」と言う成分にも注目です。


 ピーマンの香りの成分で、血液をサラサラにしてくれる効果があります。血行促進してくれるので、脳梗塞心筋梗塞の予防や冷え症の改善にも効果的なんですよ。このピラジンは、実の部分よりも種とワタに多く含まれているので捨ててしまうのは勿体ないことなんです。


 また、ビタミンCやビタミンA、ビタミンB群など含むビタミン類が多い部分でもあります。ビタミンが多いので生のまま丸かじりがいいですね。やっぱり捨ててしまうと勿体ない部分です。


 ただし、渋み成分「クエルシトリン」は「ピラジン」加わることでより苦みを感じゆようになってしまいます。お子様が食べるときは種をとってあげた方がいいかもしれませんね。



ちょっと雑談

どうしてピーマンって呼ぶの?

 ピーマンという名前はフランス語の「唐辛子」を意味する「Piment(ピモン)」に由来しています。日本へは辛味のある唐辛子が江戸時代に伝わってきました。やがて明治に入りpiment(ピモン)が渡って来たときに意味がずれて、辛味のないとうがらしをピーマンと呼ぶようになりました。私たちが普段呼んでいる「ピーマン」は和名なんですね。


 ちなみに、ピーマンをフランス語ではポワヴロン(poivron)、英語ではグリーンペッパー(Green Pepper)と呼ばれています。



今日の最後に

 ピーマンの種は食べることができます。ピーマン自体とても栄養が豊富なので、種とワタも含めて丸ごと食べてほしい野菜です。


 ピーマンの旬は6~9月です。ビタミンCの含有量はトップクラス!旬の時期に食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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