ルッコラは栄養豊富な野菜だった!
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こんにちは
サラダなどに使われることが多いルッコラ。特徴のある名前ですよね。
この「ルッコラ」とはどのような野菜なのでしょうか。栄養も気になりますよね。
そこで今日は『ルッコラ』についてお話をしたいと思います。
ルッコラはどんな野菜?
ルッコラは、地中海地方が原産の緑黄色野菜で、主に葉の部分を食べます。古代ギリシャや古代ローマ時代には、食用ハーブとして栽培されていました。古代エジプトでは、クレオパトラが美を保つために、好んでルッコラを食べていたそうです。
ルッコラの由来
ルッコラと言う呼び名は、イタリア語のrucola(ルーコラ)からきています。
イタリア名ではruchetta(ルケッタ)が標準形でありますが、別名でrucola(ルーコラ)とも呼ばれています。ルーコラって何となくルッコラに似ていますが…。
「ルッコラ」という呼び名は、このルーコラを聞きとり違えたものが広まったそうです。ルケッタもルーコラも似ていますよね。ちなみに、ルッコラの英語名は「roquette(ロケット)」、日本語名は「キバナスズシロ」と言います。
味や香り
ルッコラには、ゴマのような風味とクレソンのような苦味を持っています。いずれも爽やかなものなので、サラダや炒め物のアクセントになる香味野菜です。
気になる栄養
ルッコラは栄養価が高い緑黄色野菜です。ビタミンEやビタミンK、β‐カロテンを豊富に含んでいます。特に多いのがビタミンCで、ホウレン草の3.5倍も含まれています。
緑黄色野菜と言えばβ‐カロテンですが、ルッコラにもしっかりと含まれています。ルッコラ100gあたりに3600㎍含まれていて、これはニラ100gあたり(3500㎍)と同等の数値になります。β‐カロテンは、体の中でビタミンAに変換され、皮膚・粘膜の細胞を整えて保つ働きや、免疫力を高める働き、そして活性酸素を抑える働きがあります。積極的に摂取した方が良い栄養素です。
その他にも、カリウム、葉酸、ビタミンC、ビタミンKの含有量は葉野菜の中でもトップクラスです。
ルッコラの効果効能
ルッコラの選び方
緑又は黄緑色が鮮やか(濃い)なもの
茎や葉がピンとしているもの
黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちているので避けましょう。花茎が伸びて開花したものは、葉が硬いので避けた方がいいかもしれません。
保存は、乾燥しないように濡れたキッチンペーパーで包み、袋などに入れ根元を下にしなるべく立てて冷蔵庫で保存しましょう。
期限は、4~5日程度を目安に使いましょう。
冷凍保存
サッと5秒くらいの茹で、冷水にとって水気を絞り、4cmくらいの長さに切り分けます。小分けにしてラップで包み、フリザーバッグに入れて冷凍保存します。
保存期間は、2~3週間程度になります。
今日の最後に
ルッコラは、ほぼ1年中流通している野菜で10~12が旬です。実は、5~7月も旬の時期にあたります。とにかく栄養が豊富なので、生でサラダにして食べてほしい野菜です。旬の時期に召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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