モロヘイヤは生で食べても大丈夫です!
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こんにちは
ネバネバ野菜のモロヘイヤ。茹でて食べると美味しいですよね。
ところで、モロヘイヤは茹でないと食べることはできないのでしょうか。生食すると問題でもあるのでしょうか。
そこで今日は『モロヘイヤ』についてお話をしたいと思います。
モロヘイヤ
答えから言うと、モロヘイヤは生食が可能です。
実際に葉の部分はサラダなどに使われています。茎の部分は硬いので生食には向かないので加熱調理が多くなります。
モロヘイヤを加熱する理由は、生だとえぐみを強く感じるからと、青臭さを消したいからの2つです。この2つのために加熱する訳ですから、モロヘイヤは生で食べても大丈夫な野菜なんですよ。
生で食べると加熱に弱い水溶性の栄養素を摂取できます。ビタミンCやビタミンBを豊富に含んでいますが、どちらも加熱に弱い栄養素です。ビタミンCやBは、免疫機能を高め、疲労回復効果のほかに、肌荒れにも良いので生で食べてみてください。でも、茎の部分は硬いので加熱した方が美味しいです。
モロヘイヤの茹で時間
生食が可能なことは分かりましたが、やっぱり気になることは加熱時間だと思います。茹で時間はどのくらいが最適なのでしょうか。
モロヘイヤは生食ができるで、茎はしっかり目、葉はサッと茹でる程度が適切です。参考にしてみてください。
モロヘイヤの下処理
水洗いします。
葉と茎に分けます。
茎を4等分にして下1/4は捨てます。
沸騰したお湯に塩(小さじ1)を入れ、茎を40秒茹でます。
40秒経ったら葉を入れて20秒茹でます。
ザルに上げて冷水に浸し粗熱をとります。
ザルに上げ水分を切り完成です。
茹で時間は、茎は1分、葉は20秒が最適な時間です。茹で過ぎてしまうと栄養を失ってしまうので注意しましょう。
モロヘイヤの毒性
モロヘイヤには毒性があると言われています。その一つがシュウ酸です。シュウ酸は、カルシウムと結合しやすい物質で、結合したものは「シュウ酸カルシウム」と言うものになります。尿路結石・尿管結石・腎臓結石の原因になるものですが、生で1キロ以上食べ続けた場合に症状が現れるもので、適度な量なら安全な範囲です。また、シュウ酸は水溶性なので、心配な方は茹でることをお勧めします。茹でるとほとんど水の中に溶け出してしまうので安心ですよ。
本当に毒性がある部分は「サヤと種」です。スーパーで購入したモロヘイヤの茎と葉なら毒性はありませんが、収穫期を終えて完熟したモロヘイヤの茎や種は毒性を発生します。ストロファジンという毒性の物質ですが、食べるとめまいや嘔吐などの中毒症状を起こすので注意が必要です。もしも家庭菜園で収穫したものを食べるのであれば、柔らかい新芽の部分をつまんでいけば大丈夫です。
今日の最後に
モロヘイヤは生食が可能な野菜です。えぐみや青臭さが気にならないのであれば、栄養豊富なので生で食べてほしい野菜です。余談ですが、モロヘイヤの語源はアラビア語の「ムルキーヤ」です。私たちが呼んでいる「モロヘイヤ」は、日本での流通名のようです。
モロヘイヤの旬は6~8月です。栄養豊富で、夏バテ予防にぴったりの野菜です。旬の美味しい時期に召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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