「アメリカンチェリー」と「サクランボ」の違いは栄養面!
スポンサーリンク
こんにちは
ネットなどでよく見かけますが、サクランボって綺麗ですよね。桐の箱に入ったサクランボを食べたいですね。
ところで、アメリカにもサクランボがありますが、アメリカンチェリーは日本のサクランボとどこが違うのでしょうか。
そこで今日は『アメリカンチェリー』についてお話をしたいと思います。
アメリカンチェリー
アメリカンチェリーは、日本のサクランボと同じセイヨウミザクラの実です。ただし、同じセイヨウミザクラでも品種が異なります。
日本に輸入されるアメリカンチェリーの9割はこのビングチェリーと言う品種で、日本ではアメリカンチェリーの商品名で売られています。アメリカではビングチェリーを果皮の色から「ダークチェリー」と呼ぶそうです。同じ種類の樹でも日本のサクランボとは品種が違うから黒っぽい色なんですね。
では、品種が違うのなら栄養面はどうなのでしょうか。
アメリカンチェリーの栄養は?
サクランボの主な成分はブドウ糖などの糖質で、カリウム、鉄、リンなどのミネラル成分や、カロチン、ビタミンB1、B2、ビタミンCなども含まれています。
アメリカンチェリーはこの中の、カリウム、鉄の含有量が高くなっています。そして意外にもアメリカンチェリーには、サクランボに含まれているマグネシウムや銅が全く含まれていないそうです。
ですが、マグネシウムや銅、食物繊維が含まれていまい代わりにアントシアニンという抗酸化作用のある物質を豊富に含んでいるそうです。アメリカンチェリーが濃い色をしている理由は、このアントシアニンが多いからなんですね。
アントシアニンが多く含まれているので、アンチエイジング効果が期待できます。また、アメリカンチェリーに含まれているソルビトールという甘味成分は、虫歯を引き起こす可能性がない甘味料のため、虫歯予防につながるそうです。
違いをまとめると、日本のサクランボはビタミン類を豊富で、アメリカンチェリーの方はミネラル成分が豊富ということになります。
アメリカンチェリーの選び方
アメリカンチェリーは出荷されてから2~3日で日本へ届くそうです。鮮度に関してはわりと新鮮ものだと言えますね。ですが、より新鮮ものを選ぶには次のポイントを参考にしてみてください。
アメリカンチェリーの選び方
表面につやと張りがあるもの
青々とした軸がしっかり付いているもの
品種別
「ビング」は、なるべく濃い色のもの
「レーニア」は、果皮が真っ赤なもの
購入後は、冷蔵庫の野菜室で保存して、2~3日を目安に食べきりましょう。
今日の最後に
日本のサクランボもアメリカンチェリーも、同じミザクラという樹の果実なのに栄養面で差が出るとは意外ですね。なので栄養面で選ぶとしたら、ビタミン類重視はサクランボ、ミネラル重視はアメリカンチェリーになりますね。
アメリカンチェリーの旬は7月くらいまでです。甘味が強くポリフェノール(アントシアニン)を豊富に含んでいます。デザートやおやつに召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク