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桃の追熟! かた~い桃は2~3日の放置で美味しくなります!

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桃の花




こんにちは
夏に美味しくなる果実に桃があります。甘くてジューシーな桃は美味しいですよね。
でも、なかには硬い桃もありますよね。
食べてみると甘くない桃です。
桃は追熟するのでしょうか。また、桃の食べごろ見た目などからでも分かるのでしょうか。
そこで今日は『桃の追熟』についてお話をしたいと思います。


桃の追熟




見出し

 贈答用の桃などは、店舗での日持ちた輸送期間のこともあり早めに収穫されます。これにより食べても硬く甘味のない桃になってしまいます。


 では、硬い桃は熟して柔らかくなるものなのでしょうか。



 答えは、熟して柔らかくなります。環境を整えてあげれば甘い桃になります。



硬い桃の追熟方法

 硬い桃は、乾燥から守るために新聞紙などで包み、風通しの良いところで常温保存してましょう。保存場所のポイントはこの3つです。


  • 涼しい場所

  • 風通しが良い場所

  • 直射日光があたらない場所


 1~2日ほど常温に置いておくことで柔らかい桃になりますよ。


 食べるときは、2~3時間前に冷蔵庫の野菜室へ入れると冷えた桃が味わえます。


 保存場所の注意点として、エアコンや扇風機の風があたる場所は、乾燥してしまうので避けましょう。また、冷蔵庫で冷やしてしまうと甘味が半減してしまうのでお勧めできません。どうしても完熟を遅らせたいときは、ラップで包むかビニール袋に入れてから保存してください。硬い桃なら1週間程度は保存できます。



桃の食べごろ

 桃の食べごろを見極めるには、次のポイントで分かります。参考にしてみてください。



① 香り
 部屋の中へ置いておくと、甘い香り部屋中に漂い食べごろを教えてくれます。


② 色
 緑色の部分が抜けて乳白色になります。赤い桃の場合はお尻を見て、青みが抜けて乳白色になっていたら食べごろです。また、桃の皮が少し透き通った感じになってくるので分かると思います。


③ 手触り
 手で優しく持ち柔らかい感じなら食べごろです。手で摘まむとスーッと皮がむけるので分かりやすいと思います。



 食べごろがきた桃は2日程度で食べ切ってくださいね。また、桃の色は熟しても真っ赤にはなりませんので注意してください。緑色が乳白色になることが食べごろのサインです。傷んでしまう前にすぐに食べるようにしてくださいね。



食べ切れない場合は冷凍しましょう!

 熟した桃は2~3日で傷んでしまいます。食べ切れないと判断したときはすぐに冷凍保存しましょう。

桃の冷凍保存


丸ごと保存する方法

  1. 桃を優しく水で洗います。

  2. 優しく丁寧に水気を拭き取ります。

  3. 空気が入らないようにラップで包みます。

  4. フリーザーパックに入れて冷凍保存します。


保存期間は、3~4週間程度になります。



カットしてから冷凍する場合

  1. 優しく水で洗います。

  2. 皮をむいて適当な大きさにカットします。

  3. カットしたら、レモン汁に浸けてます。(変色防止)

  4. ラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍します。


 保存期間は、3~4週間程になります。完全解凍すると水分が出てしまうので、半解凍くらいで食べてくださいね。



今日の最後に

 硬い桃は常温で2~3日放置すると熟して柔らかくなります。贈答用の桃などは硬い場合があるので追熟させてから食べると良いですよ。


 余談ですが、桃をたくさん頂いたときには、追熟させずに冷蔵庫で保存すると良いですよ。


 やり方は、桃を1個ずつアルミホイルで隙間なく包み冷蔵庫で保存します。アルミホイルで桃を包む理由は、光を遮断して光合成を行わせないことと、酸素を除去できるからです。なので、隙間なく包むことがポイントです。10日~2週間くらい保存できますが、早めに食べてくださいね!


 桃の旬は、7~8月までです。果汁たっぷりな桃を召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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