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ラズベリーとフランボワーズの違い

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ラズベリー




こんにちは
可愛い苺、ラズベリー。赤く小さい実が可愛いですよね。
ところで、似たものにフランボワーズがありますが、ラズベリーとフランボワーズはなにが違うのでしょうか。
そこで今日は『ラズベリーとフランボワーズ』についてお話をしたいと思います。


ラズベリーとフランボワーズ




ラズベリーとフランボワーズ

 ラズベリーは、バラ科の植物で木苺の一種になります。 ヨーロッパや北アメリカが原産地で、アフリカやヨーロッパ、西アジアアメリカなど世界中で見られます。酸味が強いのが特徴で、ジャムやケーキなど甘いお菓子に用いられます。


 フランボワーズとは、フランス語で「ラズベリー」のこと言います。なので、ラズベリーとフランボワーズは全く同じものになります。


 ラズベリーは英名、フランボワーズはフランス名です。


 話は変わりますが、ラズベリーの栄養が素晴らしいんです。



ラズベリーケトン

 ラズベリーケトンは2002年にクラシエホールディングス(発見当時はカネボウ化粧品)によって発見されたラズベリーの香り成分です。このラズベリーケトンには、脂肪細胞に直接作用して脂肪分解することが解っています。


 脂肪の分解は、脂肪分解酵素(ホルモン感受性リパーゼ)が脂肪と結合することで起こります。ラズベリーケトンには、脂肪分解酵素と脂肪の結合を促進する作用があり、ラズベリーケトンにより合成と分解のバランスが分解優勢となってダイエットに結びつきます。


 この脂肪分解作用は、唐辛子に含まれるカプサイシンと同じです。しかし、ラズベリーケトンはカプサイシンの脂肪分解効果の3倍もの効果があるそうです。


 さらに、ラズベリーには食物繊維も豊富に含まれているので、ラズベリーケトンと食物繊維の相乗効果でダイエットには最適の食材と言えます。また、メラニン色素を抑制する働きから美白へ導く効果も期待できます。


 その他にも、ポリフェノールとビタミンE、食物繊維が豊富に含まれているんですよ。


 ポリフェノールとビタミンEは、眼精疲労を改善や高い抗酸化作用から、成人病や老化防止に効果があります。


 ラズベリーに含まれる食物繊維は、ペクチンという水溶性食物繊維です。この食物繊維は、胃でゼリー状のものになり変化して糖質の吸収を抑制してくれます。また、腸内の善玉菌を増やし活動を促進させるので、ダイエット効果や便秘解消が期待できます。



ちょっと雑談

ラズベリーブラックベリーの違い


ブラックベリー


 実の色が違うのは明らかですが、単に実の色が違うだけではなく違う植物なんです。ブラックベリーアメリカ中部原産で、枝はラズベリーと違いつる状に長く伸びます。


 色にも違いがあり、ラズベリーが赤いままですが、ブラックベリーは最初は果実が赤い状態で、やがて熟してくると黒くなります。そして、触って落ちるくらいにまで完熟すると生食でも甘く感じます。また、雨や暑さに強いのも特徴で、これはラズベリーとは正反対になります。



今日の最後に

 ラズベリーとフランボワーズは全く同じものです。違いは英語とフランス語の違いです。

ラズベリー ⇨ 英名
フランボワーズ ⇨ フランス名


 国産ラズベリーの旬は、6~8月です。国産物はラズベリー全体量の1%程度しか生産されていない貴重なものです。優れた効能を持っていますので、旬の時期に生のものを召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net




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