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パイナップルとアナナスの関係

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アナスス






こんにちは
花のアナナスを調べているうちにパイナップルにたどり着きました。

パイナップルとアナナスはどのよう関係があるのでしょうか。

そこで今日は『パイナップルとアナナス』 についてお話をしたいと思います。

パイナップル




パイナップルとアナナス

 花の名前を調べていたのにパイナップルと結びつきました。まずは、アナナスのことについてです。


 アナナスはパイナップル科の植物で、熱帯アメリカが原産の植物です。熱帯に属する地域でアメリカ大陸、西インド諸島、アフリカのギニアに分布しています。 種類はパイナップル科全体で、60属1400種が存在します。日本ではパイナップル科に属する鑑賞用の植物全体をアナナスといいます。



アナナスの語源

 アナナスの語源は、南米ネイティブのトゥピ語の言葉で「パイナップル」を意味する、「ナナス(亀の実)」が語源とされています。これにポルトガル語の接頭辞が付いて「アナナス」になりました。 現在アナナスはパイナップル科の植物の総称になっています。



パイナップルの語源

 パイナップルはアナナスの英語名です。現在の使い方は、パイナップルの果実を指しています。


 パイナップルは英語でpineappleと書きます。pine(パイン)は英語で「松」を意味し、apple(アップル)は「果実」を意味します。


 パイナップルの果実が「松ぼっくり」に似ていて、リンゴのような甘酸っぱさの美味しい味がすることから、「pine」と「apple」を組み合わせて「pineapple(パイナップル)」になりました。



アナナスとは

 フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ロシア語などでパイナップルの果実を指します。


 アナナスを英語圏で使うとパイナップル科の植物の総称(主に花など)を意味します。



パイナップルとは

 アナナスの英語名で、果実を指す言葉です。英米、日本、韓国、フィリピン、南アフリカなどで使われる言葉です。


 ちなみに、スペイン語では「piña (ピニャ、ピーニャ)」と呼ばれています。



鳳梨(ホウリ)

 パイナップルを漢名は、「鳳梨(ホウリ)」になります。「鳳梨」という漢字は、パイナップルの赤みのある果皮や黄色の果肉、そして葉の部分が中国神話に登場する伝説の鳥である「鳳凰」の尾羽に見えることからこの字が当てられたそうです。なお、「ほうり」は漢名となりますが、日本で鳳梨を「ほうり」と読んでも間違いではないそうです。


 ということは、日本で鳳梨を言葉にする場合は「パイナップル」と「ほうり」どちらも正しい読み方になりますね。でも、パイナップルの方が慣れているから呼びやすいですね。



今日の最後に

 アナナスはパイナップル科の植物の総称でした。現在はヨーロッパを中心にパイナップルの果実をアナナスと呼ぶそうです。花の名前だけではなかったようです。


 7~8月はパイナップルが旬ですね。パイナップルには、クエン酸やリンゴ酸が多く含まれているそうです。疲労回復にはピッタリ食材ですね。食欲を増進させる効果もあるそうなので、夏など食欲が落ちる時期に召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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