野菜の「オクラ」は日本語?
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こんにちは
8月に入り一気に暑くなりましたね。
暑い日はやっぱり野菜が良い!オクラなんて良いですよね。おひたしやサラダ、それにご飯とも相性が良い!万能な野菜です。
ところで、オクラって日本語に思えるのですが、何語なのでしょうか。
そこで今日は『オクラ』についてお話をしたいと思います。
オクラ
オクラは、アフリカ北東部の熱帯地域が原産とされる野菜です。 古くは紀元前にエジプトで栽培が行われていたほど歴史のある野菜です。アメリカ大陸へは18世紀に伝わり、19世紀になってから栽培が行われるようになったそうです。
日本へは江戸時代末期にアメリカから渡来しました。当初は観賞用であったり、第二次大戦中は完熟した種子をコーヒー豆として代用していたそうです。一般家庭の食卓に並ぶようになったのは1960∼70年頃からといわれています。
独特の粘りは、粘り成分であるペクチンやムチンで整腸作用があります。加えてペクチンには血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値の低下などの効果があります。また、ビタミンやミネラルが豊富なので夏バテや疲労回復にも効果を発揮します。
オクラの語源
一般的にカタカナで「オクラ」と書かれていて、日本語のようにも思えますが、実は英語なんです。
英語では「okra」と表記し、「オークラ」と発音します。
英語のokraについては、ガーナ地方で使われているトウィ語でこの野菜のことを「nkuruma(ンクラマ)」と呼んでいて、これが語源になったそうです。
一方、オクラの和名は「陸蓮根(おかれんこん)」や「アメリカネリ」です。漢字表記の「陸蓮根」の由来については現在でも不明ですが、「おかれんこん」については「okra」の発音から「おーかれ(んこん)」となったという説があります。
「アメリカネリ」は、「アメリカ」から渡来したアメリカから来た、ネバネバする食べ物ということで「アメリカネリ」と呼ばれていました。
というわけで、オクラは英語名です。発音は「オークラ」。なので日本での発音と少し異なりますね。
オクラコーヒー
先ほど少し出てきたので、オクラコーヒーの作り方を紹介します。
※はじめにオクラをカラカラになるまで、天日干ししておきましょう。
用意するもの
干したオクラ 多め
フライパン
蓋
作り方
種を取り出す。
フライパンで炒る。はぜるので蓋をする。
全体に焦げ茶色になったら完成です。
コーヒーミルで挽いてからドリップしてくださいね。コーヒーとは少し異なりますがカフェイン無しなので安心して飲めます。試してみてください。
今日の最後に
オクラは日本名と思われていますが英語名です。また、昔は「陸蓮根(おかれんこん)」や「アメリカネリ」と呼んでいましたが、現在では陸蓮根と書いて「オクラ」と呼びます。
オクラの旬は8月までです。夏バテの改善・予防、整腸作用といった効果があります。美味しいときに召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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