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梨の皮は栄養豊富! 皮ごと食べた方がお得です。

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フルーツの皮




こんにちは
お盆が過ぎると秋の気配を感じますね。梨も出回り始めているので、秋はすぐそこと言った感じですね。
ところで、梨の皮ってどうされていますか。食べますか。私は捨ててしまうことがほとんどなんですよね。
そこで今日は『梨の皮』についてお話をしたいと思います。

梨の皮




梨の皮

 夏から秋にかけて多く出回る果物の梨は、水分が多い果物で約90%が水分で構成されています。そして、 残りの10%ほどに体に良い栄養がたくさん含まれています。代表的なものは、カリウムや食物繊維で、カリウムは体内の余計な塩分を排出し、食物繊維は腸内環境を整えてくれます。しかし、注目すべきはソルビトールです。


 「ソルビトール」は、果物の中でもトップクラスなんですよ。ソルビトールは糖アルコールの一種で、咳止めや解熱効果や、 他の糖類と比較して低カロリーで虫歯になりにくいと言う特徴があります。また、整腸作用があるため、便を柔らかくして排便をスムーズにしてくれる作用もあります。




 このように、梨は水分補給だけではなく健康に役立つ栄養がたくさん含まれています。この栄養を最大限に摂取するには、梨は皮まで食べることがお勧めです。


理由は、栄養成分は皮や皮周辺に凝縮されている!


 梨はもともと、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養素が豊富に含まれています。それらが密集しているのは皮と、皮の周辺なんです。そして、梨の皮にはファイトケミカルが含まれています。果物や野菜の色や香りの成分で、体の錆びつきを防ぐ「抗酸化作用」があり、ガンや老化、動脈硬化予防に効果があります。


 また、梨は皮と果肉の間がもっとも糖分が高い場所で、中央へ行くほど酸味が強くなります。皮を捨てることは勿体ない話なんですよ。



皮を食べるメリット


 このように皮も一緒に食べることは十分にメリットがあるといえます。しかし、気になる点もあると思います。それは、農薬です。



農薬の危険性は?

 皮には当然のことながら農薬が付着しています。虫や害虫から梨を守るためには農薬は必要、農薬を使わずに果物や野菜を栽培することはほぼ不可能です。しかし、日本の残留農薬の基準値は他の国と比べても低く、安全性を証明するために徹底的に調べあげています。基準値をクリアしていなければ市場に出回ることはありません。また、梨などは袋をかけて栽培されていますので農薬の害は低くなります。


 梨の皮は、水を流したままスポンジなどで、こすり洗いすることで安全といわれるレベルにまで農薬は落ちます。安心してください。
気になる方は、残留農薬除去剤を使うと良いですよ。



美味しい梨の選び方


梨の選び方



  • 横幅があり、全体的にどっしりとしているものを選びましょう。


重さ

  • 持ったときに手にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。


表面

  • 傷がなく、果皮にハリがあるものを選びましょう。(触った感じがなめらかなもの)


  • 色が鮮やかで、むらがないものを選びましょう。

  • 幸水などの赤梨は、適度に赤くなってきた頃に甘くなります。

  • 二十世紀などの青梨は、少し黄色みがかった頃が甘くなります。



今日の最後に

 普段は捨ててしまう梨の皮は果肉よりも栄養が豊富です。そして、何よりも梨で一番甘い部分でもあります。この時期の水分補給代わりや疲労回復に最適です。甘い梨を皮ごと食べて 残暑厳しい夏を元気に乗り切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net




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