シルシ

食に関係した情報をお届け致します。

イチジクの食べ頃を見分けるポイント!

スポンサーリンク



スポンサーリンク


イチジク




こんにちは
そういえば、イチジクが美味しい季節ですね。
ところで、イチジクを買ったものの美味しくなかったという経験はありませんか。イチジクの食べ頃はどこで判断するのでしょうか。
そこで今日は『イチジク』についてお話をしたいと思います。


イチジクの食べ頃




イチジクの食べ頃

 イチジクは、アラビア半島が原産の古い歴史をもつ植物で6000年前には栽培が始まっていたといわれています。旧約聖書にも数多く登場する歴史ある果物で、アダムとイブの物語にも禁断の果実として登場しています。


 古い歴史をもつイチジクが日本へ渡来したのは、17世紀(江戸時代)のことです。ポルトガル人によって長崎に持ち込まれたそうです。また、西アジアから中国を経て渡来したという説もあります。


 イチジクを漢字で書くと「無花果」と書きますが、花が無い植物ではなく、ちゃんと花は咲きます。壷状になった花托の内側に白い小さな花が密集して咲きます。イチジクは実の中で花を咲かせるので「無花果」と付けられているそうです。ということで、私たちは 「イチジク」 の花を食べていることになりますね。


 イチジクの由来は、毎日に1つずつ実を熟すことから「一熟(いちじゅく)」と付けられ、やがてそれが訛って「イチジク」になったそうです。また由来にはもう一つあり、イチジクをペルシャ語では「anjîr」と呼ばれていましたが、中国に伝わったときに「映日果(インジークオ)」と呼ばれるようになりました。そして、中国から日本へ渡来したときに「映日果 (インジークオ)」 が日本人には 「イチジク」 と聞こえて現在の呼び名になった説があるそうです。


 古い歴史をもつイチジクは美味しく栄養価も高く、不老長寿の食べ物と言われ愛されてきました。では美味しいイチジクはどうやって見分けるのでしょうか。



イチジクを食べ頃

 イチジクは、日持ちが悪いフルーツといわれています。なので、完熟前の時期に収穫し出荷されます。このことが食べても美味しくない原因になります。


 そこで、美味しいイチジクは選び方がポイントになります。では、熟したイチジクの選び方はどこを見れば良いのでしょうか。ちなみに、イチジクは追熟しないので選び方が本当に重要!



イチジクの選ぶポイント

  • ヘタの切り口が新しいもの

  • 全体的に赤紫に色づいているもの

  • 甘い香りがするもの

  • ふっくらと大きいもの

  • 果皮にハリと弾力があるもの

  • 傷のないもの



イチジクの保存

 イチジクは日持ちが悪いので購入したら常温には置かずに、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。その際に、乾燥を避けるためにビニール袋などに入れてから保存しましょう。

イチジクの冷蔵保存期間は、3~4日程度になります。


また、冷凍保存も可能です。


イチジクの冷凍保存方法

  1. イチジクの皮を剥きます。

  2. 食べやすい大きさにカットします。

  3. フリーザーバックに入れます。

  4. 冷凍保存します。


 冷凍保存可能期間は1~2ヶ月程度になります。食べるときは凍った状態のままシャーベットとして食べてください。



皮の剥き方

  1. イチジクのヘタを折り曲げる。

  2. 次にヘタの曲がっている向きと反対側に折る。

  3. そのまま、ヘタをゆっくり引っ張り皮を剥く。


 熟しているイチジクは簡単に皮が剥けます。ちなみに、イチジクは皮も食べることができます。皮が薄いものは、実と一緒に食べてみてください。イチジクの皮はアントシアニンなどの栄養は豊富ですよ!



今日の最後に

 私たちが食べているイチジクの実は花の部分です。それゆえに、日持ちが悪い果実で3~4日くらいしか日持ちしません。また追熟もしませんので購入するときは熟しているものを選び早めに食べ切ってください。食べきれない場合は冷凍しましょう。


 イチジクには旬が2回あり、夏に実をつける「夏果専用種」と、秋に実をつける「秋果専用種」があります。美味しいのは秋果専用種、実が小さいものになりますが美味しいです。イチジクは、ペクチンを多く含む果実です。乳酸菌を増やし、腸内環境を整えてくれますので、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net




スポンサーリンク