「体の熱を逃がす野菜」といわれているヒユナは、どんな野菜なの?
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こんにちは
まだまだ気温が高い日が続きますね。暑さを和らげる食材があると良いと思いませんか。
そんなことを考えつつ見つけたのは「ヒユナ」です。夏に食べると良い野菜といわれているそうです。
そこで今日は『ヒユナ』についてお話をしたいと思います。
ヒユナはどんな野菜
ヒユナは、熱帯アジア原産(インド)原産の野菜で、バイアムやジャワホウレンソウとも呼ばれています。東南アジアを経て中国に渡り、「ツェンツァイ」という名で広まりました。台湾ではジンツァイと呼ぶそうです。
日本へ渡来したのは江戸時代のことです。当時は食用品種というより観葉に園芸品種として利用されていたそうです。名前については、「冷ゆ(ひゆ)」が由来といわれていますが、詳しいことは不明です。
ヒユナの特徴は、耐暑性があり乾燥した真夏でも栽培が可能で、βーカロテン、カルシウム、カリウム、ビタミンCを多く含んでいます。最大の特徴は、鉄分が豊富で、ホウレンソウの2倍も含まれているところです。またカルシウムも含まれていて、そのカルシウムを骨に定着させる働きがあるとされるビタミンKも豊富に含まれています。貧血や骨粗しょう症になりやすい女性の方にもお勧めです。
味は、ツルムラサキやモロヘイヤのように少し粘りがありますが、夏野菜としてはさっぱりと食べることができます。
ヒユナを食べる
ベトナムでは「体の熱を逃がす野菜」として知られていて、夏に食べると良いとされています。ヒユナは生でも食べることができるので、まさに夏にピッタリの野菜ですね。また、吹き出物ができたときに食べると症状が改善されるそうですよ。
ヒユナの選び方
葉先までハリのあるもの。
色が鮮やかなもの。
葉や茎が折れ曲がったり、傷ついていないもの。
ヒユナの保存方法
キッチンペーパーを濡らして絞り、ヒユナを包みます。
乾燥を防ぐために、ポリ袋に入れます。
冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
保存期間は、2~3日です。
使い方
そのままサラダとして食べる他に、ホウレンソウのようにサッと湯がいて食べます。
ヒユナの茹で方
お湯を沸かします。
ヒユナを茎の方から茹でて、全体を浸したら、短時間で引き上げます。
ヒユナを冷水にとって冷ます。
水気を絞って完成です。
保存期間は冷蔵庫で1~2日です。早めに食べ切ってくださいね。
また、茹でたヒユナは冷凍も可能です。
冷凍保存方法
沸かしたお湯にヒユナを入れてさっと茹でます。
冷水にとって、水分を絞ります。
食べやすい大きさにカットします。
一回分ずつに小分けにし、ラップで包みます。
小分けにしたヒユナを、冷凍保存袋に入れて冷凍します。
冷凍保存期間は、1ヶ月です。
今日の最後に
ヒユナは、バイアムやジャワホウレンソウなどとも呼ばれている、栄養価の高い夏野菜です。ホウレンソウに似た野菜ですが、鉄分はホウレンソウの2倍もあります。さらに、「体の熱を逃がす野菜」と言われているので夏にピッタリな野菜なんです。
そんなヒユナの旬は、10月くらいまでです。ホウレンソウに似た野菜なので、サッと炒めるなどして召し上がってみてください。また、癖がないのでサラダや浅漬けでも美味しいですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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