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気になるネーミング! 坊ちゃんカボチャの「坊ちゃん」とは?

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カボチャの話




こんにちは
日中は暑いものの9月ということで秋を感じますね。
そんな秋の味覚の中にカボチャがあります。これからが美味しいです時期ですよね。 ということで、坊ちゃんカボチャというのをご存知でしょうか。 変わったネーミングですよね。 そこで今日は『坊ちゃんカボチャ』についてお話をしたいと思います。

坊ちゃんカボチャの由来




坊ちゃんカボチャってなに?

 カボチャは、 中央アメリカから南アメリカの高原地帯が原産の野菜です。 カボチャは、大きく分けて3つの種類があり、「日本カボチャ」「西洋カボチャ」「ペポカボチャ」の種類になります。一般的に私たちが食べているものは西洋カボチャです。


 カボチャが日本へ渡来したのは、 16世紀中頃(1541∼1550年)にカンボジアに寄港したポルトガル船によって豊後(大分県)にもたらされました。 これが「日本かぼちゃ」の始まりと考えられています。カボチャの語源は、 ポルトガル語カンボジアを意味するCamboja(カンボジャ)から、転じて訛ったものがカボチャの語源といわれています。


 カボチャの説明はこのくらいにして、今回、取り上げる坊ちゃんカボチャとはどのようなものなのでしょうか。



坊ちゃんカボチャ

 坊ちゃんカボチャは、西洋カボチャの一種で手のひらサイズの小さなカボチャのことをいいます。一玉が約300g~500gほどしかないカボチャなんです。未成熟というわけではなく、ちゃんとした一人前なんです。


 特徴としては、西洋カボチャと同じの性質を持っていて、加熱すると甘みがありホクホクした食感があります。 普通のカボチャよりも、タンパク質やβ‐カロテン、糖質などの栄養価が高いのが魅力です。 さらに坊ちゃんカボチャはビタミンA効力が普通のかぼちゃの3~4倍あるそうです。小さいのに凄いカボチャなんですよ。それに、使いきりサイズなのも嬉しいですね。


 先ほどから登場している「坊ちゃんカボチャ」ですが、坊ちゃんなんて変わったネーミングですよね。



坊ちゃんカボチャの由来

 実は坊ちゃんカボチャの「坊ちゃん」は、「坊ちゃん刈り」の形に似ていることから「坊ちゃんカボチャ」と名付けられたそうです。言われてみれば、子供の坊ちゃん刈りに似ていますよね。


 こんな可愛らしいカボチャですが、どのようにして食べるのでしょうか。



坊ちゃんカボチャの食べ方


 簡単なのは、レンジ加熱がお勧めです。


作り方

  1. 軽く水洗いする。

  2. 丸ごとラップで包んで、電子レンジ(500~600W)で6~7分程度加熱する。

  3. 皮ごと包丁で食べやすいサイズにカットする。


 これだけで食べることができます。甘味があるので、バターやアイスクリームとのせればオヤツ代わりにピッタリですよ。


 グラタンも簡単にできます。


坊ちゃんカボチャのグラタン

  1. 玉ねぎは千切り、ベーコンは細切りにする。(具はお好みで)

  2. 加熱okのボウルに入れて3分ほど電子レンジで加熱します。

  3. 水洗いした坊ちゃんカボチャをラップで包み、600wで4分加熱します。

  4. 粗熱がとれたら、上部の蓋になる部分を切り取り、中のワタもスプーン等で取り除きます。

  5. 実の部分を少しくり抜きます。

  6. 実の部分と、玉ねぎは千切り、ベーコンは細切り、 加熱した具とカボチャの実を混ぜたら牛乳大さじ2を加え、滑らかになるように混ぜ合わせます。

  7. 具をカボチャに詰めて、溶けるチーズを乗せてトースターで焼きます。

  8. 焦げ目がつけば完成です。



今日の最後に

 坊ちゃんカボチャは、手のひらにのるようなサイズのカボチャで、300~500gくらいしかありません。坊ちゃん刈りの頭に似ていることからその名が付けられました。


 坊ちゃんカボチャが美味しくなるのは夏から秋にかけてです。甘味があり栄養が豊富なので、是非召し上がってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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