旬のフルーツ「柿」は栄養満点、食べなきゃ損!
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こんにちは
9月も後半、そろそろアノ果物も色づき始め出回る頃でしょうか。そう!甘い柿の季節です。
柿は見かけによらず凄い栄養があるとか。ビタミンも凄いといわれていますよね。
そこで今日は『柿』についてお話をしたいと思います。
秋の味覚「柿」
柿は、中国や日本など東アジアが原産と言われています。一説には氷河期が終わった後に、中国から渡来したともいわれていますが定かではありません。縄文時代や弥生時代の遺跡から種が出土していることからこの時代には食べていたことが明らかになっています。栽培が始まったのは奈良時代で、当時は栽培が奨励されるほど食されていたそうです。
日本から世界へ
現在は世界各国に分布する柿ですが、もともとは日本からヨーロッパやアメリカへと広まったものなんですよ。ヨーロッパへは1789年に、北アメリカへは1870年に伝えられました。そのため、柿の学名は「Diospyros kaki(ディオスピーロス カキ)」と付けられています。「Kaki」と言えば世界中で通用するそうです。ちなみに、「Diospyros Kaki」は「神から与えられた食べ物」という意味があるそうです。
名前の由来
「かき」という名前の由来は、「赤い実が付ける木」という意味の「赤木(あかき)」が由来となっています。この赤木の「あ」がいつしか省略されて「かき」と呼ばれるようになりました。一方、漢字の「柿」は中国名の「柿(し)」がそのまま使われています。
「柿が赤くなると医者が青くなる」は本当?
ことわざで「柿が赤くなると医者が青くなる」と、柿はいわれています。果実はビタミン類やミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。昔は、貴重な栄養源であり万能薬として使われていたそうです。
柿の栄養素で注目すべきはビタミン類です。体内に吸収されるとビタミンCに変化して作用する「プロビタミンC」が豊富なんです。その量はなんとミカンの3~4倍!柿を1個食べれば1日分のビタミンC必要量を賄えます。また、β‐カロテンも含まれているので、吸収されると体内でビタミンAに変わり、風邪や肌荒れを防ぐ効果へと繋がります。柿はビタミンの塊と言えますね。
その他にも、カリウムなどのミネラル類、タンニン類、食物繊維なども豊富です。また、漢方では乾燥で弱った肺を潤し、咳や喘息に効くとされています。「柿が赤くなると医者が青くなる」ということも理解できる気がします。
柿を食べよう!
柿を選ぶポイント!
全体的にオレンジ色が均一で張りがあるもの
ヘタの部分の果皮に亀裂がないもの
白い粉の果粉(ブル-ム)があるもの
左右対象で変形していないもの(変形していると甘みが偏る)
果皮がなめらかで濡れたり、黒変がないもの
柿の切り方
柿を水洗いし、ヘタを下にして置きます。
果肉に4ヶ所の溝があるので溝にそって切ります。(こうすると種を当たらない)
4等分にしたものを、さらに半分ずつに切ります。
皮を剥き完了です。
柿はヌルヌルしますので先に皮を剥かずに最後に剥くようにしましょう。また、ヘタのくぼみの部分から包丁を入れて4等分に切っても種には当たりませんよ。なお柿はヘタの方へ行くほど甘みが弱くなります。剥きにくい場合は、ヘタの方を切り落としても構いません。
今日の最後に
柿は、栄養満点の果物で、「柿が赤くなると医者が青くなる」とまでいわれるほどです。豊富なビタミンCに加えて、ブドウ糖や果糖、ビタミンB1、B2、カロチンなどの栄養素やミネラルなども含まれ、とても栄養価の高い果物といえます。
柿の旬は9月後半から11月までです。 栄養価が高いので疲労回復やかぜの予防、ガン予防や老化防止に効果がありますよ。柿1個を食べれば一日で必要なビタミンCを摂取できるので、美容と健康のためにも柿を食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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