「セイヨウマツタケ」はどんなキノコなの?
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こんにちは
セイヨウマツタケって聞いたことがありますか。あまり馴染みのない言葉ですよね。なので少し調べてみました。
そこで今日は『セイヨウマツタケ』についてお話をしたいと思います。
セイヨウマツタケ
「セイヨウマツタケって何?」
ヨーロッパにも松茸があるのかなと思って調べてみたら、意外にもあのキノコでした。
答えは
セイヨウマツタケ(西洋松茸) ⇨ 「マッシュルーム」
セイヨウマツタケ(西洋松茸)は昔から使われている名称で、マッシュルームを、国内で生産した初期に付けられた「商品名」とのことです。もしかして知らなかったのは私だけだったのかな。
ちなみに、正式和名は人工栽培が可能なキノコということで、「ツクリタケ」と呼ぶそうです。
ところでマッシュルームは、「シャンピニオン」とも呼びますよね。
シャンピニオンとは、フランス語でキノコ全般を意味し、私たちがマッシュルームと呼ぶキノコは「シャンピニオン・ド・パリ(パリのキノコ)」と呼びます。パリ郊外で栽培が始まったことに由来するそうです。ということで、シャンピニョンはフランス語ということになります。
ではもう一つ、マッシュルームは何かというと、英語で「キノコ」全体を意味します。なので、正式にはcommon mushroomやWhite mushroomが、日本で言うマッシュルームになるそうです。
たくさんの名称が出ましたので、ここからは日本で一般的に呼ばれているマッシュルームで話を進めます。
マッシュルームの使い方
マッシュルームの使い方(食べ方)がいまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。
マッシュルームは鮮度が良いものなら生食も可能でが、一般的にはマッシュルームの旨味を引き出す加熱料理がお勧めです。例えば、 スープやシチューなどが良いです。
マッシュルームには、旨味成分であるグルタミン酸が椎茸よりも多く含まれているんです。その含有量は椎茸の3倍ともいわれています。17世紀に書かれたフランス料理の文献にも「マッシュルームからとれるダシは、高貴な客をもてなすのに欠かせない」とあります。また、加熱による酵素の働きによってグアニル酸が作り出され、もともとあるグルタミン酸とグアニル酸の相乗効果によって旨味がアップします。ただし、高温に弱いので煮込む場合は65~85℃の弱火でゆっくりコトコトと加熱してくださいね。
マッシュルームを食べる
マッシュルームの食べ方で、意外とお勧めなのがお味噌汁です。簡単で手間いらずなので作り方を紹介します。
用意するもの (2人分)
マッシュルーム 150g
青ネギ 1/2本
味噌 30g
水 400cc
作り方
マッシュルームをスライスします。
青ネギは小口切りにします。
鍋に水とマッシュルームを入れて、中火にかけます。
沸騰しないよう5~6分程度加熱します。
味噌を溶かし入れます。
青ネギを散らして完成です。
マッシュルームからダシが出るので、出汁は使いませんがお好みで使っていただいてもOKです。シンプルにマッシュルームの旨味が味わえます。
今日の最後に
セイヨウマツタケ(西洋松茸)は、マッシュルームのことでした。昔の商品名がそのまま使われているそうです。
マッシュルームの旬は、10~12月です。キノコの中でも旨味成分に優れトップクラスです。また、腸内環境を整え便秘解消に効果的に働きます。旨味たっぷりのマッシュルームを召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。