秋は大豆が美味しい! 乾燥大豆の戻し方を紹介!
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こんにちは
大豆は、11月が旬だってご存知でしょうか。豆腐や納豆、味噌や醤油などでお馴染みの大豆、日本人には欠かせない食材です。
ところでスーパーなどでは、乾燥しただけの大豆を見かけますが、どうやって使ったら良いのか悩んだことはありませんか。
そこで今日は栄養豊富な『大豆』についてお話をしたいと思います。
大豆
大豆は、「畑の肉」ともいわれる非常に栄養価の高い食材です。中国や朝鮮半島、東南アジアが原産地といわれ、日本へは中国から朝鮮半島を経て渡来しました。縄文時代の遺跡から大豆が発見されていることから、この頃からの栽培が始まってたといわれています。その後、大豆の栽培が全国に広まるのは鎌倉時代のことです。その背景には仏教の伝来があり、僧侶たちの間で豆腐・味噌・醤油・納豆などの大豆食品が作られるようになり栽培が盛んになったそうです。
ヨーロッパやアメリカに伝わったのは、1600年代以降のことで中国や日本から持ち込まれました。日本の船が難破し漂流しているところを助けてられてことでアメリカに伝えられたそうです。しかし残念なことに、当時のアメリカでは食用としてではなく家畜の飼料として使われていました。なんとも勿体無い話ですね。でも、今ではアメリカが世界一の大豆生産量となっています。
大豆は日本に入ってきた当初から「煮豆」「煎り豆」が主だそうです。今も昔も同じ食べ方なんですね。
でも、大豆ってすごく硬い豆ですよね。
乾燥大豆って、どうやって戻すんだろう?
お店で売っている大豆は乾燥大豆がほとんどです。水煮の大豆も売っていますが、やっぱり自分で戻してから食べたいですよね。それに、乾燥大豆を戻してから使った方が得られる栄養素が多いといわれています。それでは早速、やり方を説明します。
大豆の戻し方
用意するもの
乾燥大豆 1袋
水 大豆量の4~5倍
やり方
大豆をボウルに入れサッと洗い、ゴミや虫食いを取り除きます。
ボウルに水を張り、一晩水に浸けておきます。(夏は6~7時間、冬は10~12時間が目安)ぬるま湯を使う場合は、4時間くらいでOKです。
浸け水のまま鍋に移し、そのまま強火にかけます。
沸騰すると上にアクが出てくるので取り除きます。
水を2/3カップほど注ぎ入れ、お湯の温度を下げます。(大豆の芯まで火を通すため)
火を中~弱火にし、1時間ほどかけて煮ます。(水が蒸発したら足す)
大豆が柔らかくなったら完成です。(指で潰せるくらい)
そのまま煮物などにお使いください。すぐに食べないときは、冷めたら茹で汁ごと保存容器に移して冷蔵庫で保存すれば、2日程保存できますよ。
冷凍する場合は、水気を切って冷凍保存袋に入れて保存します。1~2ヶ月くらいを目安に使い切ってください。解凍は、加熱料理なら凍ったままでOKです。サラダや和え物ならレンジ解凍します。
基本的な大豆の戻し方を紹介しました。もう少し時間を短くしたい場合は、圧力鍋を使うと良いですよ。
やり方
大豆を洗って、圧力鍋に入れて1時間程浸水させておきます。
鍋を火にかけ、圧力がかかってきたら弱火で5~10分で火を止めます。
圧力が下がれが完成です。
圧力鍋を使えば浸水時間も短くなります。お試しください。
今日の最後に
乾燥した大豆は水で戻せばあとは煮るだけです。少々時間がかかりますが、一度下処理をしておけば手軽に使うことができます。まとめて下ごしらえすると良いですよ。
大豆の旬は秋から冬です。大豆は、タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウムなど栄養が豊富!毎日食べればメリットの多い食材です。美味しいときに召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。