使いかけでも安心、長芋の保存方法!
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こんにちは
秋も深まり長芋が美味しい季節になりました。長芋は、生食も加熱料理もできお料理の幅が広がるのが最大の魅力ですよね。
ところで、長芋って困ることがありますよね。
そう、使いかけの保存です。まるまる一本を買った場合は、一回では使い切れませんよね。保存に困ってしまいます。
そこで今日は保存の話を交えながら『長芋』についてお話をしたいと思います。
長芋
長芋は、中国南部の雲南地方が原産の野菜です。非常に栄養価が高く、タンパク質やミネラル、ビタミンCやカリウムなどを豊富に含んでおり、栄養価が高いことから古くから食されてきました。中国では紀元前2000年の神農皇帝の時代から薬用として使用されていたそうで、この時代には栽培が行われていたそうです。
日本へは、朝鮮半島を経て17世紀以前に渡来したといわれ、縄文時代には栽培が始まっていたということです。現在では、北海道と青森県だけで全国生産の90%近くをを占めているそうです。
ちなみに、よく似たものに山芋がありますが、「山芋」は日本原産で天然の芋で、「長芋」は中国原産の外来種になります。栄養価はほとんど同じですが、山芋の方が水分が少ないので粘りが強くなります。
長芋の保存
長芋の保存の話をする前に選び方のポイントを紹介します。
長芋を選ぶときのポイント!
皮の色が肌色に近くツヤがあるものを選びましょう。
太さが均一でまっすぐ伸びているものを選びましょう。
持ったときに、ずっしりと重みを感じるものを選びましょう。
長芋は水分が多い野菜なので、重みを感じるものは新鮮な証になります。なお、表面が乾いているものはNGです。
使いかけの長芋の保存
長芋を保存するときに困るのが、使いかけの長芋や、カットされた商品です。こう言った場合、どちらも乾燥から守ることがポイントになります。
冷蔵庫での保存方法
切り口(断面)の水分(ぬめり)をしっかり拭き取ります。
切り口をキッチンペーパーで包んで輪ゴムで留めます。
保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
切り口が乾燥してくるので、使うときはカットして使ってください。長芋を使った後は新しいキッチンペーパーに取り換えて保存してください。
冷蔵保存の目安
カットものや使いかけの場合も、1ヶ月の保存が可能です。
また、丸ごと1本を保存した場合も1ヶ月になります。
冷凍する場合
- ラップでしっかりと包んでから冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
皮付きのままでも冷凍可能です。使う場合は、凍ったままの状態で皮を剥くとヌルヌルしませんし、凍ったまますりおろすことも可能です。
カットしてから冷凍
皮を剥いてから、せん切りや短冊切り、乱切りなどにします。
酢水(水1Lに対して酢大さじ2)に10分浸けてアクを抜き、変色を防止をします。
水気をキッチンペーパーで拭き取り、使う分量ずつ小分けにしてラップに包みます。
冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
解凍は、すぐに解けるので常温解凍でOKです。加熱料理に使う場合は、凍ったままお使いください。冷凍することで火の通りが早く、味も染み込みやすくなるので是非!
すりおろして冷凍
皮を剥いた長芋をすりおろし、冷凍用保存袋に入れます。
口を閉じ平らに入れて冷凍します。(箸などで折り目をつけておくと使いやすくなります)
解凍は、常温解凍でOKです。
冷凍保存の目安
冷凍保存は、どちらの場合でも1ヶ月ほど保存が可能になります。
今日の最後に
使いかけ(一度切った)長芋の保存は、切り口を乾燥から守ることがポイントです。上記のやり方なら最大一ヶ月は日持ちするので試してみてください。冷蔵保存の場合は、腐敗に注意しながら保存してくださいね。
長芋の旬は、晩秋になります。長芋のネバネバ効果は、胃粘膜の保護や消化促進、腎機能・肝機能を高める効果に優れています。さらに嬉しいことに風邪の予防効果もあります。美味しい時期に召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。