シルシ

食に関係した情報をお届け致します。

キノコを食べよう! エリンギの加熱時間はどのくらい?

スポンサーリンク



スポンサーリンク


秋の食材




こんにちは
身近なキノコで特有の食感が楽しめるエリンギは、お手頃な価格で購入でき、美味しいキノコですよね。
ところで、以前から気になっていたのですが、エリンギの加熱時間ってどのくらいなのでしょうか。流石に生食は危険だと思うので、何分くらい加熱したら安全と言えるでしょうか。
そこで今日は『エリンギ』についてお話をしたいと思います。


エリンギ


エリンギ



 エリンギは、ヨーロッパ南部や中央アジアを原産とするキノコで、ヨーロッパでは古くから食用とされていました。日本へは、1993年(平成5年)頃に台湾から菌が導入され、愛知県林業センターによって人工栽培がはじまりました。歴史の浅い食材といえますね。


 エリンギという名称は和名になります。正式名称がないため、学名の「Pleurotus eryngii(プレオロータス エリンジ)」から、1998年(平成10年)に「エリンギ」と命名されました。それまでは「じょうねんぼう」「かおりひらたけ」「みやましめじ」「白あわび茸」という別名で呼ばれていたそうです。



エリンギの加熱

エリンギ


 特有の食感から別名白あわび茸とも呼ばれているエリンギですが、加熱してから食べますよね。ではどのくらい加熱したら良いのでしょうか。


 エリンギは、生で食べると食中毒の可能性があるとされており、必ず加熱が必要です。生だと腹痛や下痢を起こしてしまいます。


 では実際にどのくらい加熱したら安全なのかというと、厚さにもよりますが2~3分が目安になります。大きなエリンギをまるごと焼く場合は、片面3分の両面焼きが目安になります。



茹でる場合

食べやすい大きさにカットしてから、沸騰したお湯にエリンギを入れ、3分程湯通しします。


蒸す場合

蒸し器で4~5分を目安に蒸します。


レンジを使う場合は、耐熱皿にエリンギをのせ、ふんわりとラップをかけます。レンジ出力500~600Wで1分30秒くらい加熱します。


焼く場合・揚げる場合

食べやすい大きさにカットして、3分間加熱します。


 茹でる場合や焼く場合に、少しでも不安があるときは、4~5分加熱してください。また、冷凍保存したエリンギを加熱する場合は、少し長めに加熱しましょう。以上が目安となる時間です。参考になれば幸いです。


 余談ですが、よくキノコは洗ってはいけないと言いますが、これはご本人様の自由で構いません。例えば、茹でることで既に旨味は溶け出しています。なので洗っても問題はありません。個人的には洗った方が清潔で良いと思います。私はサッと洗っていますよ。



今日の最後に

 エリンギの加熱時間は厚さにもよりますが2~3分を目安に行いましょう。管理された環境で栽培されていても、雑菌は存在しますので加熱が必要です。


 エリンギは一年を通して購入できる身近なキノコです。エリンギはキノコの中でも特に不溶性の食物繊維が多く、便秘予防に効果的に働きます。また、それだけではなく体内の老廃物や余分な脂肪に付着し、体の外へ排出してくれる効果もあるんですよ。体の中をキレイにしてくれるって良いですよね!クセのないキノコなので召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net