冬は湯豆腐! 美味しい湯豆腐でポカポカ!
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こんにちは
寒いですね。日中も気温が上がらないので本当に寒いです。こんな日は温かい鍋物が恋しくなります。
ところで、湯豆腐って食べますか。豆腐を温めただけのお料理に見えるのですが、作るときのポイントってあるのでしょうか。
そこで今日は『湯豆腐』についてお話をしたいと思います。
湯豆腐
湯豆腐は、豆腐を使った鍋料理の一つで、豆腐を昆布の出し汁で温めて食べる料理です。湯豆腐の起源は、京都の南禅寺で食されていた精進料理が始まりといわれています。もともと豆腐は奈良時代に中国から伝わった食べ物で、当時は貴族や僧侶など特別な階級の食べ物だったそうです。豆腐を美味しく食べる方法として考え出されました。この時代の湯豆腐は今の物とは少し異なり、焼き豆腐が使われていて、おでんのような物だったそうです。ちなみに、今でも南禅寺周辺では、この料理を食べることができるそうですよ。
湯豆腐で温まろう!
湯豆腐は、あまり手間のかからないお料理です。注意すべきところは豆腐に「ス」を入れないようにすることです。「ス」が入ると形が崩れやすくなり、締まって固くなるので注意しましょう。
湯豆腐の作り方
用意するもの
豆腐 適量
昆布 適量
水
土鍋
作り方
豆腐は、きれいな水を張ったボールに入れて1時間ほど浸します。
1時間浸したら少し水を切ります。(煮たときに味を染み込ますため)
鍋に昆布を置いて水を張ります。(切れ目は入れなくても良い。切れ目が入っていれば浮き上がらないだけです。)
火をつけて沸いたら、すぐに火を止めます。
食べやすい大きさに切った豆腐を加えます。
再度火をつけ、沸騰させないように5分ほど煮ます(温めます)。
豆腐が鍋底で踊り始めたら食べ頃の合図! 完成です。
豆腐を入れたらグツグツと沸騰させないようにしましょう。「ス」が入ってしまう原因になります。豆腐は温める感じでOKですよ。
このときに、「塩」を入れる話を聞いたことがありますが、あまり効果がないので入れなくても大丈夫です。火加減さえ気を付けていれば「ス」は入りません。
また、昆布が用意できない場合は、顆粒だしを使うか、キノコを入れれば出汁がとれます。いずれもない場合は、水のみでOKです。
出汁醤油
出汁醤油は、醤油とみりんを1:1の割合で作ります。
作り方
みりんを鍋に入れて火にかけ、一煮立ちさせます。
醤油を入れて、煮立ってきたら鰹節をひとつかみ入れて、火を止めます。
鰹節が沈んできたら完成です。
甘みが強いときは、みりんを半分減らし、お酒を使えば甘くないタレになります。お好みで調節してください。大葉、生姜、七味、一味、豆板醤、柚子胡椒などを添えて召し上がってください。
今日の最後に
湯豆腐は、豆腐、水、昆布、つけダレ、薬味だけで食べるとてもシンプルな鍋料理です。作り方のポイントは、「煮立たせない」こと!沸騰前に火を止めれば安心です。沸騰させてしまうと「ス」が入ってしまうので豆腐を温める感じで十分です。ちなみに、具材を入れる場合は、火の通りやすいネギやキノコなどの野菜くらいにしましょう。
寒い夜は湯豆腐!体を芯から温めることで血流も上がり代謝が促進されます。湯豆腐に生姜を添えればより効果的ですね。ご家族揃って、湯豆腐を召し上がってみてはいかがでしょうか。ダイエットにも良いそうですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。