カレー! 「名古屋カレーうどん」ってなんだろう?
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こんにちは
あっという間にお正月も終わりですね。正月のお料理は堪能できましたか。
「もう、飽きた」という方もいらっしゃると思います。
そうなると、そろそろカレーでしょうか。カレーライスも良いのですが、カレーうどんも気になります。
そこで今日は『カレーうどん』についてお話をしたいと思います。
カレーうどん
カレーうどんは、 和風だしにカレー粉を加え片栗粉でトロミ付けてカレー風味にしたうどんをいいます。 初めてカレーうどんを提供したのは東京の早稲田にある老舗お蕎麦屋さん「三朝庵」といわれています。1904年(明治37)頃に、カレーライスに対抗するために考案されました。こちらのお店は「カツ丼発祥の店」でもあります。ちなみに、この5年後の1909年(明治42)に、お蕎麦にカレーを取り入れたお店は東京の中目黒にある「朝松庵」というお店です。
そして、戦後になると学校給食にもカレーうどんが出されるようになり、カレーうどんは全国的なものになりました。
100年以上の歴史を持つカレーうどんですが、地域によって特徴が出ているようです。その中で「名古屋カレーうどん」は一般的なものとは少し違うところがあります。
名古屋カレーうどんって?
一般的なカレーうどんは和風だしをベースにして、カレー粉を溶き、片栗粉でトロミろ付けますが、名古屋カレーうどんは、何種類ものスパイスを独自にブレンドしてカレールウを作り、そこに鶏がらスープと和風だし加えて作ります。片栗粉ではなく小麦粉でトロミを付けます。
具は豚肉、油揚げ、蒲鉾、長ネギが定番、そして麺は普通のうどんよりも太くコシの強い物を使います。
特徴
スープは鳥がらスープが基本
スパイスが効いたスパイシーな本格カレールウ
極太の麺
具は、豚肉、油揚げ、蒲鉾、長ネギ
簡単!名古屋風カレーうどん
用意するもの(2人分)
長ネギ 1/2本
油揚げ 1枚
豚薄切り又は鶏肉 100g
蒲鉾 50g
うどん 2玉
鶏がらスープの素 小さじ2
調味料A
醤油 小さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
カレールウ 2個
作り方
お肉は1口サイズに切る。油揚げはスライス、ネギは斜め切り、蒲鉾もスライスしします。
鍋に水と鶏がらスープの素を入れ 沸騰したらお肉を入れる。
お肉の色が変わったら調味料Aを入れます。(味見をして辛味が足りない場合は、カレー粉を使って辛みを調整してください)
うどんを入れて完成です。(うどんにかけても良い)
トロミが欲しい場合は水溶き片栗粉を使って調節してください。和風だしを少し使うと味に深みが出ますよ。
今日の最後に
名古屋カレーうどんは、スパイスを独自にブレンドしてカレールウを作り、そこに鶏がらスープと和風だし加えて作ったお料理です。カレーうどんとの違いは、ルウを使うことと、鶏がらスープを使っているところです。
日本料理に飽きてきた頃にカレーライスとはひと味違う、名古屋カレーうどんを召し上がってはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。