愛知県の郷土料理「味噌おでん」
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こんにちは
冬といえばやっぱり「おでん」。食べたくなっちゃいますよね。
ところで、おでんの種類に、「味噌おでん」といわれるものがありましたよね。チョット疑問なのですが、味噌おでんはどうやって作るのでしょうか。
簡単に出来るものなら作ってみたいと思いませんか。
そこで今日は『味噌おでん』についてお話をしたいと思います。
味噌おでん
味噌おでんは、愛知県に伝わる郷土料理のひとつで、八丁味噌をベースにして甘めに仕上げた汁で煮込んだ「おでん」です。もともとは、牛スジを味噌やみりんで長時間かけて煮込んだ「どて焼き(どて煮・どてともいいます)」が変化して、味噌おでんになったそうです。具は大根、蒟蒻、卵、豆腐でシンプルです。味はというと、味噌カツを食べたことがある方は分かると思いますが、あの味噌を出汁で溶いた味になります。
またこの一方で、一般的な「おでん」に味噌をかけて食べるものも、味噌おでんというそうです。ということで、味噌おでんは2種類が存在します。
八丁味噌で煮込むタイプ
一般的なおでんに味噌をつけるタイプ
それでは、今回は煮込むタイプの作り方を紹介したいと思います。
味噌おでん
豆味噌は、煮込めば煮込むほど旨みが増します。時間がかかりますが、挑戦してみてください。
用意するもの(4人分)
豚バラ肉ブロック 300g
こんにゃく 1枚
焼き豆腐 1/2丁
卵 4個
大根 1/3本
だし汁 1000ml
豆味噌 100g
砂糖 50g
酒 50ml
みりん 50ml
作り方
卵を茹でて殻を剥きます。
味噌、砂糖、酒を鍋に入れて、弱火で混ぜながら、だし汁でのばします。
豚バラ肉を食べやすい大きさに切り鍋に加えます。
大根を2~3cmの厚さで輪切りにして、皮を剥き鍋に加えます。
こんにゃくは塩もみし熱湯で数分茹でてから水を切り、食べやすい大きさに切って鍋に加えます。
殻を剥いた卵を鍋に加えます。
1時間ほどコトコト煮たら、焼き豆腐を食べやすい大きさに切り鍋に加えます。
さらに30分程度煮込み完成です。
豆味噌は、豆に麹をつけて作る味噌のことです。八丁味噌や赤味噌は豆味噌の部類に入ります。味噌おでんを作るときには、八丁味噌と赤味噌を3:1の割合で使うと良いですよ。また、だし汁は顆粒だしを水で割ってもOKです。
今日の最後に
味噌おでんは、八丁味噌に砂糖を加えて甘めのだし汁で煮込んだ「おでん」です。豆味噌があれば味噌おでんを作ることができます。本格的な味噌おでんを作るなら八丁味噌をお勧めします。
寒い夜に、味噌おでんを食べて温まってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。