冬の丑の日も鰻で決まり!
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こんにちは
1月も早いもので半分過ぎてしまいました。まだまだ厳しい寒さが続くので、しっかりと栄養を摂ってお体を大事にしてください。
ところで、栄養といえば冬にも丑の日があるそうです。冬に丑の日なんてイメージがわきませんが、何か美味しいものでもあるのでしょうか。やっぱり鰻なのでしょうか。
そこで今日は『冬の丑の日』についてお話をしたいと思います。
冬の丑の日
丑の日いえば夏の土用の丑の日ですが、土用は各季節に年4回の土用があります。立春・立夏・立秋・立冬の以前の18日~19日間が、土用の期間にあたります。
これは、古代中国から伝わる自然哲学の思想、「五行説」が関係しているそうです。
五行説
五行説では、四季節に「木」「火」「土」「金」「水」を当てはめています。春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」となります。ここで「土」が残ってしまいますが、「土」は各季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の「四立」前の約18日間に当てはめられます。この「土」に当たる期間を「土用」というのです。
土用の目安
ということで、節目に当たる「季節の終わり」から「次の季節が始まるまで」の期間が土用ということになりますね。
じゃあ、丑の日って何?
丑の日
丑の日は、子(ねずみ)丑(うし)寅(とら)卯(うさぎ)辰(たつ)巳(へび)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(いのしし)といった干支を、年だけではなく、日にもあてはめたものです。 なので「丑の日」とは、「丑」の干支があてはまる日のことをさします。干支は12種類の動物が存在するため、12日ごとに「丑の日」がまわってくることになりますね。
上記のことから、「土用」の期間中の「丑の日」を、「土用丑の日」と呼ぶようになりました。
ちなみに、冬の土用の期間は 1月17日頃から約18日間です。冬の丑の日は邪気を払う縁起物の「赤」をそろえると縁起が良いそうですよ。
冬の丑の日は鰻
冬の丑の日もやっぱり鰻になりますが、天然ものは初冬までなので養殖の鰻になります。養殖ものは管理されたものなので一年中一定の味が楽しめますよ。冬も鰻で決まりですね。
鰻は苦手という方は、「う」の付く食べ物をどうぞ。牛(牛肉)、うどん、梅干し、瓜などがありますよ。その他にも、土用の入りの日につかれる餡子を包んだ土用餅もあります。
「ひ」の付く食べ物
実は冬の土用には、未の日に「ひ」の付く食べ物や、赤い食べ物を食べると良いといわれています。
「ひ」のつく食べ物
「赤い」食べ物
というわけで、冬の土用は未の日に「ひ」の付く食べ物を是非!
日付は、2021年の1月23日が未の日です。
今日の最後に
冬の土用は、1月17日頃からになります。丑の日には鰻などの「う」の付く食べ物を食べると良いといわれています。冬の時期で鰻以外なら、牛肉メインの鍋物などはいかがでしょうか。牛肉のタンパク質や脂質を摂取して免疫力をあげる意味でもお勧めです。シメはうどんで決まりですね。
2021年、冬の土用の丑の日は、1月17日・1月29日です。
「う」の付く食べ物を食べて、寒さに負けないようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。