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1月20日は大寒! 大寒卵で一年を健康に過ごしましょう

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大寒




こんにちは
すごく寒いと思っていたら、大寒だそうです。一年で一番寒くなる時期にあたるので寒いはずですよね。
ところで、大寒はお酒や味噌、醤油などを仕込むのに適した時期だといわれていますが、その他にも何かあるのでしょうか。
そこで今日は『大寒』についてお話をしたいと思います。


1月20日大寒


大寒



 大寒だいかんは、二十四節気の24番目にあたり、一年中で最も寒い時期という意味です。1月20日頃に始り、立春(2月4日頃)の前日までの約15日間が「大寒の期間」になります。日付としていうと1月20日頃が大寒になります。ちなみに、大寒の日付は年により1月19日や21日になることもあるそうですが、2052年までは1月20日から変動しないそうですよ。


 ※二十四節気とは、1年を約15日間ごとに24に分けたものです。「小寒大寒立春」と変わります。


 また、寒さが増すこの時期は、寒中見舞いを出す期間でもあります。小寒~立春までを「寒」といい、寒の時期に出す挨拶状は、寒中見舞いになります。1月8日~2月4日に相手に届くように出しましょう。2月4日からは「余寒見舞い」になりますよ。



大寒に旬な食べ物


大寒卵


 大寒の時期にはキンカン・小松菜・水菜・鶏卵・ワカサギなどが旬をむかえます。野菜や魚は理解できると思いますが、ここで卵が出てくるのは意外だと思いませんか。


 この鶏卵は縁起を担ぐ意味で食べると良いとされています。大寒の日に産まれた卵のことを「大寒の卵」といって、古くから金運や健康運を呼び込む食べ物とされています。


 もともと、この時期の卵は滋養のために食べていたそうです。昔の人は寒さのために産卵数が減った卵には滋養分がたっぷり含まれていると考え、この時期の卵を食べると健康に暮らせると願い食べていました。この風習が残り食べるようになったそうです。実際に、大寒の卵は栄養が多いといわれています。



 1月20日に産まれた卵が「大寒卵」です。健康や金運アップに是非!


 でも、1月20日に産まれて卵なんて店頭では分かりませんよね。どうしても欲しいなら養鶏場で買うしかなさそうです。


 金運アップはさておき、寒中に産んだ卵なら栄養が凝縮されていることは事実ですよ。寒の入り(小寒)から立春の前日までに産まれた卵は「寒卵」と呼ばれ栄養が豊富なのでお勧めします。



二十日正月

 大寒の1月20日は、 年神様がお帰りになる日で「二十日正月」といいます。


 小正月に飾った餅花などを片付けたり、お正月のごちそうを食べ納める日なんですよ。関西では、お正月のブリの頭や骨を、大根・大豆・昆布・ごぼう酒粕などと一緒に煮込んで食べるそうです。このことから「骨正月(ほねしょうがつ)」とも呼ばれています。


 また、二十日正月は「麦正月」といって麦飯を食べる風習があります。その昔は麦飯だけを食べていたようですが、だんだんと麦飯にトロロ汁をかけて食べるようになったそうです。麦飯には、お米以外の作物への豊穣を祈る意味があります。


 残ったお餅やお正月の料理がありましたら、この日に食べ尽くしてお正月を締めくくってくださいね。



今日の最後に

 1月20日大寒です。 一年で最も寒くなる時期になります。そしてこの日に産まれた卵は「大寒卵」といい、栄養が豊富なため食べると健康に暮らせるといわれています。また、風水では大寒卵を食べると金運や健康運に恵まれるとされています。大寒卵は手に入ったら食べてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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