冬の定番コーンポタージュ! ところで「ポタージュ」ってどんな意味?
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こんにちは
冬といえば、アレですよね。
そう、コーンポタージュ!冬の定番ですね。缶に入った物を飲む方も多いと思います。
でも少し気になるのが「ポタージュ」。
ポタージュってどんな意味? スープとは違うの?
そこで今日は『ポタージュ』についてお話をしたいと思います。
ポタージュ
ポタージュはフランス語で、フランス料理の世界では洗練されたスープ全般を表す言葉です。
ポタージュの語源はフランス語で「Potage」と書きますが、これはラテン語で飲むことを意味する「Po」と、フランス語で壺や鍋を示す「pot」と、それに「収集する」などを意味する「age」の組み合わせで、「Potage」という言葉が生まれました。
ポタージュは、「鍋にで煮込んだもの」を意味するので、フランスではコンソメやヴィシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなども全て「ポタージュ」に分類されます。
そんな訳で、「ポタージュ=スープ」ということになります。ポタージュもスープも同じなんですね。
余談ですが、日本ではトロミのがあるものはポタージュ、澄んだものはコンソメという意味で使い分けていますが、「ポタージュスープをお願いします。」というと「スープスープをお願いします。」となるので注意しましょう。
「ポタージュ=スープ」ならどうして呼び方が異なるの?
ポタージュはフランス語で、スープは英語だからなんです。イギリスでは、もともとスープとポタージュの区別がはっきりされていませんでした。しかし15世紀頃のイギリスでトロミのある汁をポタージュと呼ぶようになり、それがフランスにも伝わったのですが、フランスでは総称としてポタージュと呼ぶようになったそうです。
そういえば、ポタージはトロミが特徴的なお料理で、スープは具よりも汁が多いお料理でしたよね。
簡単コーンポタージュ
用意するもの(4人分)
作り方
玉ねぎをみじん切りにします。
鍋にバターを溶かし、玉ねぎを透き通るまで弱火で炒めます。
炒め終わったら、いったん火からおろし、薄力粉を加えて混ぜ、再び弱火にかけて、もう一度ひと炒めします。
鍋にコーン・水・コンソメを加えて混ぜ、煮立ったら混ぜながら、 弱火で15分ほどトロミが出るまで煮詰めます。
牛乳を加えて、こしょうで味を調えます。
器に盛り、クルトンをのせて完成です。
今日の最後に
ポタージュは、スープ全般を表す言葉です。トロミのついたコーンポタージュも、澄んだコンソメスープも、パンが浸してあるオニオングラタンスープも全てポタージュの一種になります。スープとの違いは、一般的にはトロミの有無で分けています。
寒い日にはポタージュで温まってみてはいかがでしょうか。そうそう、コーンポタージュって海外ではメジャーなお料理ではないそうです。美味しいのになぁ。
最後までお読みいただきありがとうございました。