牛乳を使った鍋料理! 飛鳥鍋はどんな料理?
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こんにちは
鍋料理ってたくさんの種類がありますが、今回取り上げてみたいのが「飛鳥鍋」です。牛乳を使った鍋料理のようですが、古い歴史を持つ料理のようですのでご紹介いたします。
そこで今日は『飛鳥鍋』についてお話をしたいと思います。
飛鳥鍋
飛鳥鍋(アスカナベ)は、奈良県飛鳥地方や橿原地方に伝わる郷土料理のひとつです。 牛乳を使った鍋料理で、現在の「ミルク鍋」のルーツともいえるものです。
1,300年以上前の飛鳥時代、中国の旧王朝・唐の使臣が今でいう練乳によく似た乳製品を飛鳥の都に伝えました。この乳製品を天皇に献上したところ喜ばれ、後に乳牛が宮中で飼育されるようになりました。そして明日香村の近く、談多武峰(とうのみね)で修行に励んでいた僧侶たちが、寒さをしのぐために牛乳で鶏肉を炊いて食べたのです。これが「飛鳥鍋」のはじまりといわれています。
クリーミー飛鳥鍋
飛鳥鍋作り方は意外と簡単です。牛乳に鶏ガラスープを入れるだけなんです。それでは作り方を紹介します。
用意するもの(3~4人分)
鶏肉 300g
白菜 3~4枚300g
春菊 1束
長ネギ 1束
ゴボウ 15cmくらい
椎茸 2個
人参 3切
鍋つゆA
水 600cc
牛乳 200cc
鶏ガラスープの素 大さじ1
醤油 小さじ1
白味噌 大さじ2
作り方
白菜・鶏肉は一口サイズ、長ネギは斜め切り、豆腐は角切り、春菊はザク切り、人参は輪切り、椎茸は石づきを取ります。
ゴボウの皮を剥き、薄く斜めに切りにして水に晒してアクを抜きをします。
鍋に鍋つゆAを入れ加熱します。
沸騰してきたら火を少し弱めて鶏肉を加えます。(アクが出るのですくってください)
アクが出なくなってきたら、ゴボウを加えます。
ゴボウが柔らかくなってきたら、他の具材を加え煮込みます。
飛鳥鍋の完成です。
白味噌はお好みで加減してください。また、白味噌がない場合は普段使っている味噌で代用してくださいね。具材は一例ですのでお好みのものを使って美味しく召し上がってください。
今日の最後に
飛鳥鍋は、1300年以上もの歴史を持つ飛鳥地方に伝わる郷土料理です。飛鳥の僧侶達が栄養補給のために、牛乳で鶏肉を煮て食べたことがはじまりといわれています。牛乳をベースにした鍋ですが、ガラスープと味噌を加えることで食べやすくなり美味しくいただくことができます。寒い夜に飛鳥鍋を召し上がってみてはいかがでしょうか。温まりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。