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1月25日は「中華まんの日」 中華まんはアノお店からはじまった!

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雪化粧




こんにちは
寒い季節、ちょっと小腹がすいたとき食べたくなるのが肉まんですよね。コンビニで見かけると食べたくなりますね。
ところで、肉まんは中国が発祥というのは有名ですが、あんまんはどうなのでしょうか。やっぱり中国なのでしょうか。
そこで今日は『中華まん』についてお話をしたいと思います。


中華まん


中華まん



 みんな大好きな中華まんは、小麦粉から作った柔らかい皮で様々な具を包み、蒸して作った中華風の饅頭です。中国料理の包子(パオズ)と呼ぶ饅頭に似たものになります。


 中華まんの由来には諸説あるそうですが、なかでも有名なのが「中村屋」から発売されたという説です。


 中村屋の創業者である相馬夫妻が、中国へ視察に行った際に「包子(パオズ)」と呼ばれる饅頭を食べました。このときは油っぽくてあまり美味しいものではなかったそうですが、これを日本人好みの味に変えて販売したら売れると考え帰国後改良にとりかかりました。苦労を重ね中国人の職人を雇い技術を吸収し1927年(昭和2年)に発売がスタートしました。これが日本での中華まんのはじまりです。その後、餡子を使った中華まんも作られることになります。



あんまんの起源


あんまん


 もともと中華まんの起源は、中国の三国時代(220年頃)の名将諸葛孔明が作らせたことがはじまりとなったことは有名な話です。諸葛亮孔明が南蛮征伐からの帰りに、川の神様に人身御供を捧げる風習を改めさせようとして、小麦粉を水で練って皮を作り、羊と牛の肉を包んで、人頭に似せたものを作ったという話です。このとき作られたものは「瞞頭(まんとう)」と名付けられ、それがいつしか「饅頭(まんとう)」に変化しました。これが饅頭(まんとう)の起源といわれています。



饅頭は海を越え日本へ


饅頭


 この饅頭は日本へも伝えられます。日本に伝わったのは室町時代のこと、1349年に中国より来日した林浄因(りんじょういん)という人物が日本に饅頭を伝えたといわれています。


 林浄因は、肉食を禁じられている僧侶でも饅頭を食べてもらえるようにと、小豆餡を包んだ饅頭を考案します。これが「日本の饅頭」のはじまりになりました。 その後、小豆を使ったことで赤色には魔除けの力があると信じられ、お供え物や行事には欠かせないものになりました。


 ちなみに、林浄因は途中で帰国されましたが、この業績を称えて漢國神社内に林浄因を菓祖神として祀った「林神社」が建立されたそうです。


 この饅頭が起源となり、昭和の時代にあんまんが作られることになります。あんまんの起源は日本だったというわけです。



今日の最後に

 1月25日は「中華まんの日」です。1902年の1月25日に日本観測史上最低気温が観測されたことから、この日を記念日に制定したそうです。寒い日には中華まんを食べて暖まってもらおうという ことで記念日に制定されました


 ちなみにこの日、北海道旭川で観測された気温は、マイナス41度だったそうですよ。


 寒い日が続きます、おやつに中華まんを食べて元気に過ごしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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