冬に食べたい「ポトフ」 洋風おでんとの違いはなに?
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こんにちは
寒い日はおでんが食べたくなりませんか。おでんって、身も心も温まりますよね。
そんなおでんですが、洋風おでんといわれるものがありますよね。あれを食べて思うのですが、味付けは違うもののポトフと似ていませんか。具材も似通ってますし…。
寒い季節、ちょうどいいタイミングなので、西洋のおでんともいえるポトフを取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『ポトフ』についてお話をします。
ポトフ
ポトフ(pot-au-feu)とは、大きめに切った肉や野菜を、長時間かけて煮込んだ、フランスの家庭料理のひとつです。
肉と野菜を入れた鍋にさらに香味野菜を入れて煮詰め、塩と胡椒で味を調えただけのシンプルな煮込み料理です。スープは前菜として出され、肉や野菜はそれぞれを食べやすい大きさに切ってから別皿に盛り、メインディッシュとして食べます。日本では、調理法が日本のおでんに似ていることから「西洋のおでん」「フランス風おでん」とも呼ばれています。
ちなみに、ポトフの語源はPot(ポ)は鍋、feu(フー)は火を意味し、「火にかかった鍋」という調理の時の状態がそのまま料理名として使われています。
ということで、ポトフは肉や野菜を塊のまま長時間煮込んだ料理になります。
ポトフは分かりましたが、気になることが…。
冒頭で出てきた洋風おでんは、ポトフと違いはあるのでしょうか。
ポトフと洋風おでん
簡単にいえば、出汁で調理するかの違いです。洋風おでんは、文字どおり「おでん」ですから味付けをしただし汁で煮ています。一方ポトフは、素材と香味野菜でうま味を出し、塩胡椒で味付けをします。おでんは、味を入れるといえば分かりやすいと思います。
ちなみに、日本ではポトフもスープの状態で出されることが多い料理です。やっぱり味付けの違いだけになります。なので、ご家庭で作るときは、コンソメスープで煮込めば洋風おでんになりますね。
ポトフの作り方
ポトフはご家庭でも作ることができますよ。早速、作り方を紹介します。
用意するもの(2人分)
作り方
にんじんを縦半分、横半分に切ります。
玉ねぎを、くし型に4等分に切ります。
じゃがいもを半分に切り、水に晒します。
豚肉を半分に切ります。
ひと煮立ちしたらフタをして、弱火で30~40分ほど煮込みます。
塩、こしょうで味を調え、盛り付けます。
最後に粗挽き黒こしょうを振り完成です。
具材はお好みのものを使ってください。厚切りベーコンやウインナーを入れても美味しいですよ。粒マスタードがあれば添えてあげてください。
今日の最後に
ポトフは、フランスの家庭料理で、何時間も煮込んで仕上げます。煮込んだだし汁は前菜のスープとした食べます。残った具材は粒マスタードを付けメインディッシュとして提供されます。
ご家庭で作るときは、コンソメやベーコン、ウインナーなどをつかえばメインの一品になりますよ。寒い夜はポトフを食べて温まってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。