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チョコレートの保存! 期限切れは食べても大丈夫?

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チョコレート




こんにちは
年が明けてもう一ヶ月経ちますね。2月ですね。
ところで、2月1日はガーナチョコレートの日だそうです。赤いパッケージが特徴的なチョコレートですよね。今回はこの記念日にちなんでチョコレートを取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『チョコレート』についてお話をしたいと思います。


ガーナチョコレートの日


チョコレート



 はじめに、「ガーナチョコレートの日」から始めたいと思います。


 「ガーナチョコレートの日」は、1964年2月1日に「ガーナチョコレート」が誕生(販売)したことを記念して株式会社ロッテが制定しました。ガーナチョコレートの名前の由来は、チョコレートの原材料である「カカオ」の原産地、アフリカの「ガーナ(Ghana)共和国」の国名に由来しています。ちなみにガーナは、コートジボワールに次いで第2位のカカオの生産量をほこります。


 ガーナチョコレートを見かける度に、昔からあるんだろうなと思っていましたが、50年以上の歴史があったのですね。


 今のガーナチョコレートの味は当時のままなのかな?気になります。



チョコレート


チョコレート


 チョコレートは、1848年にイギリスで誕生しました。オランダ人のバンホーテン1828年に、油分の多いカカオから油分を絞る技術を発明し「ココア」が誕生し、1848年にイギリスの会社が、カカオのペーストに砂糖を加えて固めたたものを「食べるチョコレート」として発売したことが始まりです。当時のチョコレートは、苦味が強かったそうです。


 その後、1876年にスイス人のダニエル・ピーターが、カカオペーストと砂糖だけだったチョコレートに、ミルクとココアバターを加えることに成功し、苦味を抑えた「ミルクチョコレート」を誕生させました。現在の甘いチョコレートの誕生です。


 日本へは、江戸時代にオランダ、又は中国から長崎に渡来しました。記録では、長崎の寄合町の遊女が、出島のオランダ人からもらって届け出た「しょくらあと 六つ」という記述から、この時代に渡来したと推測されます。その後、日本で初めてチョコレートが製造され販売するようになったのは明治時代のことです。東京の「風月堂」が最初といわれています。


 大正時代に入ると、チョコレートの工業生産がスタートし、森永製菓や明治製菓で作られるようになりました。明治時代には国産のチョコレートが存在していたようですね。昔のチョコレートを食べてみたいです。


 チョコレートの歴史の話はこのくらいにしまして、続いては前々から気になっていたチョコレートの保存について見てみたいと思います。


 チョコレートって保存食や非常食に使われていますよね。そこで疑問なんです!


 チョコレートはどのくらい日持ちするものなのか。ずいぶん前に買ったチョコレートを発見したってことって、一度はあると思います。そのときは処分するんですが、食べても大丈夫なものなのか気になっていたんですよね。



チョコレートの期限


チョコレート


 チョコレートには賞味期限が存在します。これは表記されているので分かりますよね。でも賞味期限は「味」への期限ですから、期限が過ぎても食べても大丈夫(自己責任)だと思います。問題は賞味期限を過ぎて時間が経過したものです。



チョコレートの賞味期限の目安は次のとおりです。


 1年くらいは味が変わらないというわけです。では賞味期限を過ぎたものはと思い調べてみました。すると、2年以上前のチョコレートを食べても大丈夫だったという答えがありました。まあ、この方は冷蔵庫で保管していたようです。


 2年以上保存できるんだと思い更に調べると、長期保存の理由を発見しました。


チョコレートは、カカオマスココアバター、砂糖、ミルクを原料としており、ほとんど水分が含まれていません。そのため、賞味期限を過ぎてしまっても腐ることは滅多にない。


 チョコレートの水分量は3%くらいしかないそうです。なので腐敗やカビが発生しにくい食べ物とのことです。


 ということは、湿気対策をしておけば長期保存ができそうですね。でも、生クリームが入っている生チョコなどの場合は、生クリームにより腐敗しやすくなるそうなので気を付けましょうね。


 ちなみに、賞味期限切れのチョコレートは表面が白っぽくなっていることがあるそうです。これは温度変化により砂糖が再結晶してしまったのもので食べても問題はないそうですよ。ただし、風味が落ちているので美味しくないとのことです。


 このようなことから、長く保存できるとはいえ、やっぱり美味しくなかったらチョコレートではありません。なるべく賞味期限内で食べた方がよさそうです。



チョコレートの保存はどこがいいの?

 保存はどこが良いかというと、チョコレートの最適温度は15℃~22℃だそうです。夏季以外なら常温保存で大丈夫ですですね。また、チョコレートは28℃を超えると溶けだしてしまうので、これを考えると冷蔵庫が一番安全になりますね。


 そうそう、チョコレートを冷凍したことがある方は分かると思いますが、冷凍すると味が落ちるので注意してくださいね。原因は、チョコレートの脂肪分が固まって風味が落ちるからです。冷凍に不向きな食べ物です。



今日の最後に

 チョコレートは、腐敗しにくい食べ物です。なので長期保存が可能になります。でも味は確実に落ちるので早めに食べてくださいね。


 2月1日はガーナチョコレートの日。これにちなんで、普段チョコレートを口にしない方は召し上がってみてはいかがでしょうか。チョコレートには血管を拡げる作用もあるので、寒がりや冷え性の方は是非!
最後までお読みいただきありがとうございました。



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