春の野草! 旬のヨモギを食べよう!
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こんにちは
昼間はずいぶん暖かくなり、春といった感じになってきましたね。暖かいので草花も元気ですよね。
そんな中、この時期にあちこちで見かけるのが「ヨモギ」です。ヨモギといえば草餅です。食べる機会が増えると思いますので取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『ヨモギ』についてお話をしたいと思います。
春の香りヨモギ
ヨモギは、日本各地の山野に自生するキク科の多年草で、古くから食用や薬草として使われてきた植物です。日本だけではなく、世界中に分布していて、世界には350種類ものヨモギがあり、日本だけでも35種類もあります。一般的には、ヨモギと呼ばれていますが、「モチグサ」「モグサ」「ヤイグサ」などの別名で呼ばれることもあります。
ヨモギといえば草餅(ヨモギ餅)の材料として知られていますが、食べるだけではなく他にも、薬用効果があり入浴剤やお灸の材料として使ったり、古くから生活に密着し利用されてきました。東洋医学では「艾葉(がいよう)」という生薬の材料としても使用されています。昔から生活に密着した植物といえますね。
メリットことが多いヨモギですが、注意すべき点もあります。
「ヨモギ」と「トリカブト」の見分け方
薬としても使われるヨモギですが、ヨモギにはよく似た毒草が存在します。この毒草は少量で命にかかわるような猛毒を持っているので注意が必要です。それでは、ヨモギとトリカブトの見分け方を紹介しますね。
葉の特徴 | 見分け方 | |
---|---|---|
ヨモギ | ||
トリカブト |
ヨモギとトリカブトの見分け方は少し難しいのですが、素人でもわかる見分け方は「香り」です。ヨモギを採ったら香りを確認しましょう。
参考までに花でも見分けることができるので紹介します。ヨモギの花の色はピンクっぽい茶色、トリカブトの花の色は青紫色で8月に咲きます。
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ヨモギを食べてみよう!
春の若いヨモギはアクが少ないので、さっと茹でるだけで美味しくいただけます。
アク抜きのやり方
ヨモギをよく水洗いします。
鍋にヨモギの4~5倍の水を入れ、塩を少量加えて沸騰させます。
沸騰したらヨモギを入れ、再度沸騰させます。
ヨモギの葉の裏が鮮やかな緑色になってきたら火を止めます。
ヨモギを取り出して冷水にサッと晒してから、水気を絞り完成です。
熱湯に重曹を加えて2分ほど茹でます。
茹でたら、すぐに冷水を入れたボウルに移します。
しばらく晒して、水を換えるます。これを3回ほど繰り返して完成です。
すぐに食べない場合は、冷凍保存袋に入れて、冷凍保存しましょう。
ヨモギ餅を作ってみよう!
用意するもの(4個分)
作り方
水60mlを用意し、白玉粉をボウルに入れ、水を少し残して加え混ぜます。
残りの水を少しずつ加えて、耳たぶ程度になるまで混ぜます。
よく混ぜたら4等分に分けて、手で平たく伸ばします。
蒸し器にクッキングシートを敷き15分蒸します。
蒸し上がったらクッキングシートからはがしてボウルに移します。
ヨモギを加えて手を濡らしながら全体が均等になるようにこねます。
あんこは4等分にして丸めておきます。
バットにきな粉をふっておき、手を濡らして生地であんこを包んで丸めます。
お皿に盛り、お好みできな粉をまぶして完成です。
蒸し器がない場合は、ラップをせずに600Wのレンジで2分加熱します。一度取り出し、スプーンで混ぜて更に1分加熱し同様に混ぜればOKです。
今日の最後に
暖かくなると新芽が顔を出すヨモギは、古くから食用や薬草として使われてきました。栄養素がとても豊富で「和製のハーブ」とも呼ばれています。
ヨモギは生で食べることもできますが、摘んできたら下処理を行うことをお勧めします。道路脇に生えているものは排気ガス、また犬やネコが通るような場所のものは細菌がコワイので必ず下処理をしてくださいね。散歩をしながらヨモギを摘んで、春を召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。