魚の干物はどのくらい日持ちするの?
スポンサーリンク
こんにちは
お土産で頂いたりする魚の干物、美味しいですよね。一夜干しの干物は本当にジューシーで美味しいですよね。
でも干物ってどのくらい日持ちするのか分かりますか。いつ頃までが安全なのでしょうか。
そこで今日は『魚の干物の日持ちと保存』についてのお話をしたいと思います。
魚の干物の日持ちと保存
魚の干物を冷蔵保存した場合3~4日程度が期限となります。
一夜干しは干す時間が短いので、少し短くなり2~3日となります。
干物なのに3~4日は短いですよね。
その理由は、干物は干してあるとはいえ完全な乾物ではないからです。表面は乾いていますが、干物の中心は生ということです。なので生ものと言えます。
生ものですので、当然腐敗してきます。そこで、次のような状態のものは食べないでください。
通常の干物と違う臭いがする
表面にヌメリがある
表面に白いブツブツがある
完全に水分が抜けている
焼いていると異臭がする
食べたら味が酸っぱい
干物は干してある分、生魚より2日ほど日持ちすると思ってください。
干物の冷凍保存
続いては冷凍した干物の期限についてです。
冷凍の干物は、2~3ヵ月保存可能です。
冷凍すると菌の繁殖がなくなるので日持ちは長くなります。ただ、家庭では温度があまくなるので、2~3ヵ月くらいが限度になります。これを過ぎると一気に美味しさはなくなります。早めに食べてください。
冷凍保存のやり方
冷凍保存のやり方は、干物を一枚ずつラップで包み冷凍してください。ラップを二重に巻きフリザーバッグに入れて保存すると劣化を防ぐことができます。できるだけ早めに冷凍してください。
冷凍した干物を使う
アジくらいの厚みのものなら凍ったまま焼いてください。ホッケのような厚み(2㎝以上)のある大きな干物は、冷蔵庫で3~4時間解凍してから焼いてください。
冷凍干物の焼き方は、フライパンを使ったほうが中心まで火が通り、失敗が少ないのでフライパンがお勧めです。
焼き方(中型の干物)
温めたフライパンにクッキングシートをのせ、皮の方を下にして干物をのせます。
火加減は中火で6~7分間焼く。皮に焦げ目がついて、身が白くなったら裏返します。
弱火に落とし3~4分間焼く。身のほうに焼き色がついたら完成です。
開きのような干物は皮面から焼くのがポイントです。
また、盛り付け時に身を崩さないように注意してください。
冷凍した干物は、完全に解凍してしてしまうとドリップが出てうま味成分が抜けてしまいます。大きな干物でも完全解凍は避けて半解凍くらいで焼いてください。
もっと簡単に冷凍干物を食べる
干物をもっと楽に加熱する方法は電子レンジを使うことです。ではレンジで焼く方法を説明します。
冷凍干物をサッと水にくぐらす(水分はそのまま)
耐熱皿に大きめのクッキングシートをのせる
クッキングシートの上に干物をおく(皮面は下)
クッキングシートを折り曲げる(包み込むように)
500Wで5分加熱(600Wの場合は、3~4分)
レンジで焼き魚の完成です。
今日の最後に
干物の期限は、冷蔵保存した場合3~4日程度になります。一夜干しのような乾燥が甘いものは2~3日で食べ切ってください。食べ切れないと判断したときは、直ぐに冷凍保存してください。冷凍保存だと2~3ヵ月も保存できるので断然お勧めです。
最後までお読みいただきありがとうございました。