今が食べ頃ソラマメ! 選び方とベストな茹で時間は?
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こんにちは
4月に入ると店頭で見かけことが多くなるソラマメ。大粒のしっかりした実がホクホクして美味しいですよね。そんなソラマメですが、店頭では美味しいものはどれかわかりませんよね。選び方ってあるのでしょうか。また、ベストな茹でる時間も気になるところです。
そこで今日は『ソラマメ』についてお話をしたいと思います。
ソラマメ
ソラマメは、北アフリカ原産の世界最古の農産物のひとつといわれています。もともとは古代にヨーロッパから北アフリカに伝わり、エジプトでは4000年前から栽培されていました。その後、東側へ伝えられ、2000年ほど前に中国に伝播しました。日本へは、奈良時代にインドの僧侶・菩提仙那が中国を経て持ち込んだといわれています。ソラマメの記録は江戸時代から記されていて、明治以降に栽培が始まり一般的な野菜になったそうです。
少し変ったネーミングですが、ソラマメは豆を包んでいる大きくてしっかりとしたサヤが、上に向かって垂れることがなく空の方を向いているので、ソラマメと呼ばれるようになりました。また、天へ向かって育つことから天豆(てんまめ)とも呼ばれています。でも、熟すとちゃんと下向きになるんですよ。
ソラマメの選び方
ソラマメを選ぶ際のポイントは鮮度です。 ソラマメの美味しい時期は収穫から「3日間」といわれるほど鮮度が落ちやすい野菜なんです。豆の様子は外からはわからないので、外見からでもわかるポイントは3つです。
サヤがはちきれそうにふくらみ弾力のあるもの
サヤにツヤがあり、表面にうぶ毛がついているもの
サヤの上から見て豆の形がはっきりわかり、大きさが揃っているもの
店頭ではこの3つのポイントを参考に選んでください。
ソラマメを買ったら
ソラマメは、乾燥に弱いのでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ただし、先ほどもお伝えしましたが、収穫後3日ほどで鮮度が落ちるため、購入したら早めに食べ切ってくださいね。また、サヤから豆を出すと急速に鮮度が落ちるのでサヤ付きのまま保存しましょう。
心配な場合は、冷凍保存をお勧めします。生のままか、かためにゆでて冷凍すれば長期保存も可能です。
ソラマメを食べる
ソラマメは茹でて食べることが多くなりますが、意外と迷ってしまうことは加熱時間です。何分くらい加熱すればベストなのでしょうか。
ソラマメの茹で方
用意するもの
サヤ付きソラマメ 600~700g
塩 大さじ1
水 1000ml
茹で方
茹でるに直前にサヤから出します。
サヤから取り出した ソラマメの黒い部分または、反対側に包丁で浅く切り込みを入れます。
水を沸騰させ塩を加えたら中火を保ち、ソラマメを入れて2分加熱します。
すぐにザルにあけてそのまま冷ます。(冷水に取ると旨味が飛んでしまうので注意が必要)
ソラマメの茹で時間は、2分がベストです。ソラマメは茹ですぎてしまうと、シワシワになってしまったり、食感がパサついてしまいますので注意しましょう。すぐに料理に使う場合は、茹であがったらすぐに薄皮を剥くと変色が防げますよ。茹でソラマメは、冷蔵保存で2日間保存可能です。
ソラマメの青臭さが気になる方は、茹でるときにお酒を少量入れると青臭さが軽減しますよ!
サヤごと茹でる場合
ソラマメがサヤごと入る鍋にお湯を沸かします。
ソラマメを入れ、2分間茹でます。
火を止めてフタをし、そのまま5分ほどおき余熱で火を通します。
ザルに上げてお湯をきり冷ます。
サヤをつけたまま茹でることでソラマメの味が凝縮され、ソラマメ本来の味をより楽しむことができます。また、サヤのまま茹でることで、茹でた後にソラマメの表面にできるシワを防ぐことができます。
電子レンジを使う場合
ソラマメをサヤから取り出して薄皮に浅く切り込みを入れます。
お歯黒が黒くてかたいものはその部分を取り除きます。
水で濡らして、耐熱容器に入れ、フタをするかラップをかけます。
500Wなら約3分、600Wなら約2分電子レンジで加熱します。
加熱後、塩少々を振って完成です。
焼くならフライパン
ソラマメをサヤごとフライパンに並べます。
中火で4~5分焼き、焼き目がついたらひっくり返してます。
さらに弱火で3~4分焼き完成です。
今日の最後に
ソラマメが美味しい季節です。選ぶ際にはご紹介した3つのポイントを参考にしてください。食べる際には2分茹でがベストになりますが、お好みで調節してくださいね。
ソラマメの旬は、4~6月です。ソラマメは意外と栄養が豊富な野菜です。タンパク質やミネラル、ビタミンも豊富なんです。体調を崩しやすい季節にはとても優れた食材なんですよ。茹でるだけではなく、焼いたり、揚げたりと様々な調理方法で、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。