これは意外! 「切り干し大根は栄養豊富」
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こんにちは
最近野菜を食べていないような気がするんですよね。食物繊維が不足しているような…。
そこで意外と見落としているかもしれない食材を紹介します。それは切り干し大根です。今日は『切り干し大根の栄養』についてお話したいと思います。
栄養豊富な切り干し大根
切り干し大根は、細切りにした大根を干して作られたものです。
どうして食物繊維が多いのかと言うと、ズバリ干してあるからなんです。大根もともと90%以上が水分でできています。これを干すことで旨味と栄養がギュッと凝縮されているからです。太陽の光で糖化され旨味も更に増し、少量でもたくさんの栄養分を摂取できます。切り干し大根は栄養豊富な食材なんですよ。
切り干し大根の栄養素はというと、骨を丈夫にしてくれるカルシウム、むくみを改善してくれるカリウム、貧血を予防する鉄分、疲労を回復し代謝を促進するビタミンB1・B2、便秘予防の食物繊維など、体に嬉しい栄養素が多く含まれています。水分が抜けた分、栄養が凝縮され、生大根に比べると10倍以上になります。
切り干し大根の栄養
骨を丈夫にするカルシウム ⇨ 23倍
貧血を予防する鉄分 ⇨ 32倍
代謝を促進するビタミンB1・B2 ⇨ 10倍
食物繊維 ⇨ 16倍
切り干し大根の戻し方
栄養豊富な切り干し大根ですが戻し方はご存知でしょうか。水で戻しますが、一つだけ注意してほしいことがあります。
それは栄養が水に溶けだしてしまうことです。
栄養豊富なのに溶かしてしまっては勿体ないことです。お料理に使うときはそのまま使うのが一番です。そう、煮物なら乾燥したままです。水分と味を吸うのでしっかり戻ります。天日干しのもので汚れが気になるようにでしたら、少し洗う程度大丈夫です。後はザルに上げて10~15分ほど放置してください。煮物だけではなくサラダなどにも使っていただけます。
一般的な戻し方を紹介します。
一般的な戻し方
天日干しのものは水洗いします。(ホコリがある為)
水を2~3回捨てて、もみ洗います。
キレイな水に替えて15~20分程度放置します。(煮物は10分程度)
水分を絞って完成です。
切り干し大根は戻すと4倍くらいになるので、戻し過ぎないように量の加減をしてくださいね。
時短したいときは熱湯に3~5分ほど浸ければ戻ります。
お湯を沸かすのが面倒なときは、耐熱容器に切り干し大根が被るくらいまで水を入れ、ラップをして、600wで3分加熱します。お湯を切れば完成です。火傷に注意してくださいね。
戻し汁は捨てないようにして、煮物や炒め物、ドレッシングにお使いください。
戻した切り干し大根の期限
火を通す前の切り干し大根は常温保存ができない食品です。
水で戻した切り干し大根
冷蔵保存で1日程度です。
煮物の場合
冷蔵庫で保存して4~5日くらい日持ちします。
多く戻し過ぎや使い切れなかった場合は冷凍
水分を切ってフリーザーバッグなどに入れて冷凍してください。2週間~1ヶ月程冷凍できます。
解凍方法
自然解凍か冷蔵解凍がいいですよ。急ぎの場合はレンジを使って解凍できます。
切り干し大根が腐ると?
悪臭
酸っぱい変な味がする
糸を引いている
カビが生えている
戻した後は特に注意することが大切です。また、乾物の状態でも湿気に弱いのでしっかりと密閉して保存しましょう。
今日の最後
見かけによらず栄養豊富な切り干し大根ですが、一つだけ注意してほしいのが糖分です。干してある分、糖分も凝縮して増加してしまいます。ダイエット目的なら食べる量を加減してくださいね。1日に10~15g(乾燥状態)なら問題ありません。
いつもの煮物だけではなく炒め物やサラダなどにも合うので、栄養豊富な切り干し大根を召し上がってみてはいかがでしょうか。乾物のままヨーグルトへ、また豚キムチに入れると美味しいですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。