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おせち料理! 注意、お料理によって日持ちが違う!

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お正月




こんにちは
いよいよお正月!おせち料理です。暖かい部屋でおせち料理を味わうって幸せですよね。
ところで、おせち料理が余ってしまったら、どのくらい日持ちするのでしょうか。
そこで今日は『おせち料理の日持ち』についてお話をしたいと思います。


おせち料理の日持ち


おせち料理



 おせち料理は、もともと日持ちするように作られています。これは三が日くらいは家事を休めるようにという考えから保存に適した調理法で作られているからです。昔ながらの調理法で適切な保存方法を行えば、手作りであっても3日くらいは十分に日持ちするということです。室温が一日中10℃以下なら常温保存も可能になります。



おせち料理の保存期間

 おせち料理の中で、代表的なものを紹介します。


種類期間保存方法
黒豆5~6日程度直射日光の当たらない冷暗所(10℃以下)で保存。煮汁ごと冷蔵保存が最適。
田作り10日程度ラップやタッパーを使い冷蔵庫で保存します。10℃以下なら常温保存可能。
数の子1週間程度外気に触れないようにラップで包むかタッパーに入れて冷蔵保存します。
栗きんとん2~4日程度冷蔵保存。レモン汁を加えると保存性が上がります。
伊達巻3~5日程度ラップで包み冷蔵保存が最適です。傷みやすいので毎日チェックが必要。
だし巻き玉子2日程度ラップをして冷蔵保存。だしが多く入っているため、保存性が悪いので必ず冷蔵保存。
昆布巻き1週間程度密閉できる容器に入れて保存。冷凍保存でも可。
紅白蒲鉾4~5日程度ラップをして冷蔵保存。
焼き魚・海老2~3日ラップをして冷蔵保存。食べる前に軽く火を通す。
紅白なます1週間程度ラップをして冷蔵保存。
お煮しめ3~4日程度冷蔵保存して、1日1回は火をいれて保存します。



 以上が代表的なおせち料理の保存期間になります。お正月は暖房が効いた部屋での放置が長くなると思いますので、できれば2日間くらいで食べ切るようにしましょう。ちなみに、冷凍も可能です。1ヶ月くらい保存できますよ。



おせち料理の順番


おせち料理


 おせち料理は品数が多いので、余ってしまうことがあります。なので、食べ進める順番が大切になります。


 おせち料理の中で最も日持ちするのが「佃煮」です。その次が「酢の物」、「煮物」、最後に「焼き物」になります。焼き魚から順に食べるようにすれば無駄なく食べ切ることができますよ。ちなみに当たり前のことですが、お刺身などの生ものは当日に食べ切ってくださいね。


順番
焼き物 ⇨ 煮物 ⇨ 酢の物 ⇨ 佃煮



今日の最後に

 おせち料理は、三が日に家事をしなくてもいいように作られています。濃い味つけにすることで日持ちを良くし、保存期間を伸ばそうという工夫がされた料理です。しかし、現代では薄味が主体となっているため、そのぶん日持ちせず保存期間が短くなります。できるだけ早めに食べ切ることをお勧めします。保存するときは、必ず冷蔵保存か冷凍保存しましょう。


一年間お読みいただきありがとうございました<( )>
よいお年をお迎えください🎍



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