追熟したパッションフルーツを見分けるポイント!
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こんにちは
パッションフルーツを食べたら酸っぱかった、そんな経験はありませんか。
甘いと思って買ったのに、酸っぱいとガッカリしますよね。
でも、パッションフルーツって追熟するものなのでしょうか。
追熟するものなら、何か目安があるのでしょうか。
そこで今日は『パッションフルーツ』についてお話をしたいと思います。
パッションフルーツ
パッションフルーツは南米が原産の果物です。外側は硬い皮で覆われ、内側はゼリー状の果肉と種が詰まっています。原産地である南米では古くから自生していたそうですが、世界に広まったのは17世紀以降といわれています。
名前の由来は、 1610年頃にスペインのイエズス会士が南米を訪れた際に、この植物の花を見て、かつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たと伝えられている「十字架上の花」であると信じて、この花を「受難の花(Passiflora)」と呼んだことに由来します。そして果実ができると、受難の花の果実であることから「パッションフルーツ」と名付けたそうです。
ちなみに日本では、この花を時計の文字盤に似ていることから時計草と呼びました。そして果実は、英語で、時計草を passion flower と呼ぶことからクダモノトケイソウ(果物時計草)と名付けました。 現在は、日本でもパッションフルーツが一般的です。
植物名がたくさん出てきたので整理!
植物名
学名 passiflora caerulea
英名 passion flower
和名 時計草(トケイソウ)
別名 梵論葛(ボロンカズラ)
果実名
英語 パッションフルーツ
和名 クダモノトケイソウ(果物時計草)
パッションフルーツが酸っぱい
実は、パッションフルーツは追熟していく果物なんです。購入直後のものは熟していないので、比較的の酸っぱいものが多くなります。熟してくると酸味が和らぎ甘みが出てくるのでしばらく待つことが大切です。
保管場所
風通しの良い、常温保存で保管します。日持ちさせたいときには、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
食べ頃のポイント
果皮の色が褐変に変わる。
表面にシワができる。
シワが増えると、香りが強くなる。
時間の経過とともに徐々に水分が抜けてシワがよります。同じ頃に香りも強くなるので、このタイミングで食べると甘いパッションフルーツを食べることができます。すぐに食べない時は、シワがより始めたら冷蔵庫へ入れてくださいね。
保存期間
常温保存の場合は、約1週間です。
冷蔵保存の場合は、約2週間です。(冷蔵庫の野菜室)
冷凍保存
冷凍すると長期保存が可能になります。
フリーザーパックなどの密封袋(容器)に入れて冷凍保存します。冷凍保存期間は6ヶ月ほどになります。冷凍する場合は、追熟したものを冷凍してくださいね。
解凍は、常温で自然解凍か、冷蔵庫での解凍になります。半解凍くらいのシャーベット状のものが美味しいですよ。
今日の最後に
酸っぱいパッションフルーツは、追熟により甘くなります。方法はいたって簡単、常温保存放置するだけです。シワができれば食べ頃です。
反対に、酸っぱい方が好みならシワのないものを選ぶと良いですよ。酸味が強いのでアイスクリームと一緒に食べると、甘酸っぱくて美味しいです。
パッションフルーツは9月くらいまでが旬です。精神安定や不眠症、気力回復の改善といった効能があります。また、ビタミン類が豊富なので、疲労回復にも効果があります。暑い夏にパッションフルーツを召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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