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一年中見かけるけど、イカの旬っていつだろう?

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秋の味覚




こんにちは
使い勝手が良い魚介類と言えばイカですよね。焼き、煮つけ、揚げなど、様々な料理に使えます。
ところで、イカって一年中見かけますが、美味しい時期はいつなのでしょうか。
そこで今日は『イカ』についてお話をしたいと思います。



イカの旬っていつ?


イカの旬



 イカの種類は数多くあり、日本で130種、世界中では500種類にもなるそうです。イカの美味しい時期はというと、イカは回遊するので地域により時期が違いますが、一般的には秋~冬が美味しい時期といわれています。スーパーなどで見かける種類はだいたい5~10種類くらいになり、これらの種類にも旬の時期があるので代表的なものを紹介します。


スルメイカ

 ご家庭で一番使われるのがスルメイカですよね。イカの漁獲量全体の40%くらいを占めていて、夏~秋にかけてが美味しいといわれています。


アオリイカ

 アオリイカは身が柔らかいイカなので、お刺身やお寿司で見かけることが多いとイカです。味が良くイカの中では高値の種類になり、旬の時期は5~8月といわれています。


コウイカ

 コウイカは刺身でも加熱調理にでも使える万能なイカです。お手ごろな価格も嬉しいイカです。関東以南に生息しており、主に瀬戸内海沿岸から九州にかけてよく獲れ、10月~翌4月くらいまでが旬といわれています。


ヤリイカ

 ヤリイカは味が良いことから人気の高いイカです。特に冬のものは高級な刺身として使われ、冬の終わりから春先くらいまでが美味しい時期になります。


ホタルイカ

 春先に見かけるお馴染みホタルイカは、漁の解禁が3~5月になるので、この期間が旬になります。体が小さいので少し高価なイカといえます。


 イカは産地や生まれた時期によって旬に違いが出てきます。買うときに心配でしたら、産地などをお店の方に聞いてみると良いですよ。



美味しいイカの選び方

 生きているイカを選べば間違いありませんが、そうはいきませんよね。 ほとんどがパック詰めのイカや冷凍イカです。なので新鮮なものを選ぶこと大切になります。


 イカを選ぶ場合に、生のものなら新鮮だと思いますが、必ずしも生イカが良いとは言えません。船内冷凍の方が新鮮だったりすることもあります。そこで新鮮ものを選ぶときのポイントとなるのが色(透明度)です。


 これは、イカ全体的に言えることですが、鮮度が落ちたイカは「ぼやけた白い色」になります。ハリがあり透明感のあるイカを選びましょう!


 また、茶色っぽい斑点があるものや、臭いがあるものも鮮度が悪い腐敗仕掛けたイカなので注意してください。


生のイカは2~3日を目安に使い切ってください。



 保存するなら冷凍

 イカは鮮度の落ちが早いので、購入して余った場合や直ぐに使う予定がない場合は冷凍しましょう。イカは冷凍しても味がほとんど落ちない食材なので、冷凍して保存したほうが鮮度が落ちません。


 やり方は、下処理をしてから冷凍します。腐りやすい部分であるワタや墨袋、クチバシ、軟骨などを取り除いてから、水分を拭きとって冷凍してくださいね。内蔵処理で簡単な方法は、手で胴体を引き抜き、目の下から切り落とします。さらに長い脚の2本も切り落とします。あとは本体の内部にある軟膏を引き抜きます。最後に綺麗に洗って完了です。


 ラップに包み、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍してください。3~4週間くらい保存可能です。


 イカは鮮度が落ちやすいので出来るだけ手早く行ってくださいね。



今日の最後に

 イカの美味しい時期は、種類や季節にもよりますが、秋~冬にかけてになります。今の時期ならコウイカが美味しいですよ。


 イカは、タウリンがほかの魚類の2倍以上もあり疲労回復にピッタリの食材です。また、肝臓の機能を正常化し、コレステロール値を下げる効能もあります。よく栄養ドリンクに書かれているタウリン1000mgなら、イカを1/3杯食べれば摂取できちゃいます。良質のタンパク質を含み、さらに低カロリーでもあり、ダイエットにもピッタリです。美味しい時期に召し上がってみてはいかがでしょうか。ちなみに、イカと里芋の組み合わせで料理に使いますが、あれは一緒に使うこと腐敗しにくくなるからなんです。まあ、味的に相性が良いことの方が一番の理由かな。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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