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葱が辛~い! 生の葱から辛味をとる方法

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こんにちは
寒い日が続きますね。
ところで、葱は生で食べるとどうして辛味を感じるんでしょうか。加熱すると甘くなるのに不思議ですね。
今日は万能な野菜の葱についてお話したいと思います。


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葱の辛味をとる


葱が辛い原因は、硫化アリルという辛味成分は働くので辛くなります。この硫化アリルを取り除くと辛さはなくなります。その方法の一つで代表的なものが「加熱」です。鍋料理の葱は甘味があっておいしいですよね。
しかし、加熱調理は葱のシャキシャキ感がなくなってしまう欠点があります。薬味には向きません。

「どうやったら生の食感を残せるのか」

それは水に晒すです。
しかし、このやり方は長時間水に晒さなければいけないので、栄養が水に溶けだしてしまう欠点があります。葱の栄養が流れてしまうなんてんもったいない話です。

では、栄養の減少を最小限に抑える方法はないのか。

答えは、あります。


お酢を使う方法です


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水に晒すときに、お酢を入れると辛味がやわらぎます。
やり方は、水に晒す晒しているところに、お酢大さじ一杯程度入れて10分間待つだけです。
そのままお使いになってもいいのですが、お酢の匂いが気になる方はサッと洗い流せば気にならなくなります。

そして、このやり方は「玉ねぎ」にも効果があるんです。
玉ねぎの辛味成分も葱と同じなので、同様のやり方で辛味は抜けてしまいます。
辛味も無く、シャキシャキ感もアップ、サラダなどには最適なやり方です。



最後に、栄養の減少を少なくしたい方には、このやり方はお勧めです。栄養成分が溶け出してしまうので水に晒す時間は極力短めに、10分程度にしてくださいね。
「薬味に葱がほしいけど辛味が苦手」
そんなときにはこのやり方を1度試してみてください。生の葱をおいしく食べることができますよ。

それでは、今週も元気に過ごしましょう!
読んでいただいてありがとうございました。