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旬の食材! 生ワカメの下処理方法

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イメージ ワカメ




こんにちは
春に旬を迎える食材の中にワカメがあります。お味噌汁やサラダに使うと美味しいですよね。でも、いざ生のワカメが手に入っても困りますよね。
そこで今日は『旬のワカメ』についてのお話をしたいと思います。

旬のワカメ




旬のワカメ

 ワカメの旬は3月~5月です。

 ワカメは冬から春にかけて成長し、夏頃に胞子をとばします。6月以降に胞子をとばすので、今が栄養を蓄える季節にあたり旬の時期となるわけです。
旬のワカメですが、美味しいワカメを選ぶには少しポイントがあります。


生ワカメの選び方
  • 生ワカメは濃い緑色のものを選ぶようにしましょう。

  • ツヤがあり、厚みと弾力があるものを選びましょう。

  • 黒くなっているものは鮮度が落ちているので避けた方がいいでしょう。

このようなワカメを選べば美味しいワカメです。
続いて、美味しいワカメを購入したら次は生ワカメの下処理です。生ワカメは下処理しないと食べることができません。新鮮なうちに下処理をすることが美味しさを逃がさないポイントです。下処理のやり方を説明します。


生ワカメの下処理

  1. ボールに水を張り、生ワカメを水洗いする。

  2. 茎の部位を切り落とす。

  3. 食べやすい大きさに切る。

  4. 鍋にたっぷりの湯を沸かし塩を入れる。(1ℓのお湯に対して、塩大さじ1が目安)

  5. 生ワカメを入れ茹でる。(5秒程度)

  6. 緑色に変わったらすぐにザルに上げる。

  7. 氷水につけ粗熱を取り水気を切る。

  8. 完成です。

下処理後は清潔な密閉できる容器に入れて保存してください。冷蔵保存で2日ほど保存できます。

2日では食べきれないない場合は冷凍保存が最適です。冷凍保存なら2~3ヵ月程度保存できます。

やり方は、下処理したワカメを小分けにしてラップで包み、フリザーバッグに入れて冷凍するだけです。加熱調理に使う場合は、凍ったまま使えます。サラダに使うときは流水での解凍してください。美味しい状態のまま2~3ヵ月も保存できるので試してみてください。


ちょっと雑談

生ワカメの栄養

 ワカメには、カルシウム・ヨウ素・植物繊維が豊富に含まれています。生ワカメと乾燥ワカメとでは栄養に大きな差が出てきます。なかでもカリウムの差は大きく開きます。

上記を見るとカリウムは圧倒的に生ワカメの方が多いことがわかります。カリウムが減少した原因は、加工中に減ってしまったからです。ちなみに、カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。

そしてこの時期だからこそ注目したいのがクロロフィルです。クロロフィルは抗酸化作用の持った物質で、免疫力を高めてくれる栄養素なんです。ウイルスや花粉にとても有効な物質です。乾燥ワカメにも存在しますが、是非旬のワカメから摂取してください。


今日の最後に

 ワカメが栄養を蓄える3月~5月はワカメの旬です。この時期しか生ワカメを食べることができないので、是非召し上がっていただきたいと思います。
なお、下処理を行ったワカメは加熱済みなので、過剰な加熱は控えてください。旨みがなくなってしまうので注意してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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