「肉じゃが」の日持ちは意外と短い!
スポンサーリンク
こんにちは
7月に入ると夏という感じがしますよね。暑くなると注意したいのが食中毒です。
夏場のカレーや肉ジャガは傷みやすいと言われています。ジャガイモの割合が多い肉じゃがは注意しなければいけません。
そこで今日は『肉じゃがの日持ち』についてお話をしたいと思います。
肉じゃがの日持ち
肉ジャガは、傷みやすい料理と言われています。
暑い季節なら3~4時間で傷み始めます。肉じゃがの中で、傷みやすい具材はジャガイモ! ジャガイモが入っているだけで、お料理の寿命はグッと縮んでしまいます。なので、肉じゃがを保存するときは注意が必要なんです。
ジャガイモが傷みやすい理由
お料理のジャガイモが傷みやすい理由は、デンプン質がとても多く、かつ細胞壁が弱いからなんです。
ジャガイモは加熱されることで細胞壁が崩壊してしまう性質があり、ジャガイモの内部へ細菌が入り込みやすくなってしまいます。侵入した細菌はジャガイモのデンプンをエサに繁殖し、やがてお料理全体を腐らせてしまいます。ジャガイモはデンプン質が多い食材なので傷みやすいと言えます。
肉じゃがの保存目安
肉じゃがの保存期間は、以下の通りになります。参考にしてみてください。
常温保存
夏場 3~4時間程度
冬場 1~2日程度
冷蔵庫で保存
夏場 1日程度
冬場 2~3日程度
うっかり常温放置してしまうと、夏場はすぐに傷んでしまうので注意してくださいね。10℃以下の環境なら繁殖スピードは落ちますので、素早く冷まして冷蔵庫で保存しましょう。また、食べなくても一日に1回は火を通すことをお勧めします。(レンジ加熱は、加熱ムラができてしまうのでNGです)
冷凍保存
冷凍保存する場合は、ジャガイモ、糸こんにゃく又はしらたき、ニンジンなどをマッシュ状にしてから冷凍保存してください。冷凍すると食感が悪くなるので、解凍後はコロッケなどで再利用しましょう。
保存期間は、2~4週間になります。
肉じゃがが傷むと?
肉じゃがが傷んでいるのかを見分けるポイントは、次のような状態で判断できます。参考にお役立てください。
酸っぱい臭いや味がする
辛味を感じる
糸を引いている
カビが生えている
常温で5時間以上放置した
食中毒を起こす細菌は、10~40℃の間を好み繁殖します。見た目などでは分かりにくいところもあるので、常温放置したものは食べずに必ず破棄することをお勧めします。
今日の最後に
肉じゃがを常温で保存すると3~4時間で傷み始めます。肉じゃがが余ってしまった場合は、素早く熱をとり冷蔵庫で保存しましょう。カレーよりも傷みやすいので注意してくださいね。
冷凍する場合は、肉じゃがをコロッケなどにリメイクしてから冷凍すると、時間短縮にもなるのでお勧めです。
気温も湿度も高くなる季節ですので、食中毒には十分に注意しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク