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夏のお味噌汁は熱中症にも効果的!

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夏の日差し





こんにちは
日に日に暑くなっている気がしますが、暑すぎて食欲不振になっていませんか。夏バテしていませんか。
夏バテ気味の私は、お味噌汁だけでも飲もうと思っていますが、それもなかなか難しい話。体に良いことはわかっているんですが。
そこで今日は『夏のお味噌汁』についてお話をしたいと思います。

夏のお味噌汁




夏のお味噌汁

 「夏こそお味噌汁」といわれていますよね。これにはしっかりとした理由があります。


 味噌は大豆から作られていて、大豆は畑の肉といわれるくらいタンパク質が豊富です。この大豆を味噌にすると、麹の作用でタンパク質が吸収が良くなり、消化も良くなります。消化吸収率はなんと95%!なので夏の暑さで疲れた胃腸でも効率良く栄養が吸収されます。夏に最適な食品なんです。


 そして何よりも、お味噌には塩分が含まれているので、失われた塩分を補給できます。味噌汁は生理食塩水とほぼ同じ、およそ0.9~1%の食塩濃度の液体なのでスムーズに吸収されます。それに味噌の原料の大豆にはカリウムも含まれているので、余分な塩分を調整してくれます。これで「夏こそお味噌汁」の意味が納得できますよね。



夏にお味噌汁を飲むメリット
  • 汗で放出した塩分やミネラルを補う

  • 夏に不足するビタミンB2カリウムを補充できる

  • 消化が良く胃腸に負担をかけない

  • 食事で水分補給できる

  • エアコンで冷えた体をあたためる


 夏にお味噌汁を飲むことは多くのメリットがあることが分かってもらえたと思います。でも、夏に熱いお味噌汁なんで飲めませんよね。そこでお勧めしたいのが、冷たいお味噌です。



冷たいお味噌汁


冷たいお味噌汁


 冷たいお味噌汁というと、郷土料理の冷や汁を連想しますが、冷や汁はすり鉢を用意したり少し手間がかかるので、もっと簡単なお味噌汁を紹介します。


用意するもの(2人分)
  • キュウリ 1本

  • 梅干し 1粒

  • 味噌 大さじ1

  • 水 200∼300cc

  • 和風だしの素(白だし可) 適量



作り方
  1. ボウルに冷水を入れ和風だしの素を溶かし、冷蔵庫で冷やします。

  2. キュウリをスライスして塩をまぶし水分を出す。

  3. 数分置いたらキュウリの水分を絞る。

  4. 梅干しは種を取り除き包丁でたたきます。

  5. お椀に具材と味噌汁を入れてよく混ぜて完成です。



 具材は、乾燥ワカメ、茹でたオクラ、トマト、納豆、おひたし、そうめん、白ゴマなどなんでもOKです。一日に一杯で効果がありますので、冷たいお味噌汁をお試しください。



今日の最後に

 夏にお味噌汁を飲むことは、水分補給・塩分補給が効率的に摂取できるからです。また、具材を入れることで暑さで失われたビタミン・ミネラル・タンパク質などもしっかり補充できます。


 作り方も簡単、包丁を使わなくてもできちゃいます。暑い日が続きますので、一日一杯くらいはお味噌汁を飲んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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