納豆を食べて免疫力アップ! 寒い日には納豆汁でポカポカ!
スポンサーリンク
こんにちは
寒い日が続いていますが、お体は大丈夫でしょうか。風邪は万病のもとと言われていますので注意してくださいね。
冬はウイルスが活発になる時期でもあります。免疫力を上げないといけませんね。
免疫力アップの食材といえば納豆です。納豆は栄養が豊富で、免疫力アップにも非常に良いといわれていますので取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『納豆と温かい食べ物』についてお話をしたいと思います。
納豆
納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品です。その昔、大豆を煮て稲ワラで包み保存したところ、稲ワラにいる納豆菌が作用し自然発酵したことが納豆の始まりといわれています。大豆が栽培されはじめた弥生時代には納豆が作られていたそうです。
納豆という名前は、僧侶が寺院の納所(なっしょ)で作られていことから、「納所豆」が縮まって「納豆」と呼ばれるようになりました。その他にも、煮豆をしめ縄と一緒に神棚にお供えしたところ、しめ縄に生息する納豆菌の働きで発酵したことから、「神に納めた豆」が縮まり「納豆」と呼ばれるようになった説もあります。
納豆は言わずと知れた健康食品です。このことは江戸時代には認識されており、江戸時代の初期に書かれた「本朝食艦」という書物に、納豆の整腸作用や解毒作用について書かれています。 腸に良いことは、この当時から知られていたんですね。今や腸活イコール、免疫力アップともいわれています。
納豆を食べる
寒い季節、「冷たい納豆はチョット!」という方には温かい納豆が良いですよ。ご存知の方も多いと思いますが、「納豆汁」がお勧めです。納豆のトロミが体を温めてくれます。
納豆汁
納豆汁は、山形県の内陸部に古くから伝わる冬の家庭料理です。秋に収穫したキノコや根菜類を味噌味で煮込み、そこへ納豆を溶かし入れトロミを付けた料理です。雪で覆われる地域では青菜が少ないため、七草粥に納豆や乾物(イモガラなど)を入れて無病息災を祈ったそうです。それでは、納豆汁の作り方を紹介します。
納豆汁の作り方
用意するもの(4~5人分)
納豆 160g
イモガラ 10g 程度
山菜 適量(市販の山菜水煮)
キノコ 適量(なめこ、椎茸など)
大根 適量
人参 適量
こんにゃく 20g
油揚げ 20g
豆腐 100g
長ねぎ 20g
だし汁 5カップ(1リットル)
味噌 50~60g
その他の具材(お好みでゴボウ・人参・里芋など)
作り方
イモガラを水洗いして、ぬるま湯に10分程度浸して戻し、水気を絞り、1cm角に切ります。
油揚げは熱湯をかけて油抜きし、こんにゃくはさっと茹でます。
豆腐、油揚げ、こんにゃくをお好みの大きさに切りにします。(他の具材も同様に切ります)
だし汁でいもがらを煮て、柔らかくなったらこんにゃく、油揚げ、山菜などの具を入れます。
鍋を火にかけている間に、納豆をすり鉢で潰します。(すり鉢がない場合は、包丁でたたきます)
具材が煮えたら、豆腐を入れ、味噌を溶かし火を止めます。
潰した納豆に少量の汁を入れてなじませてます。
なじませた納豆を、味噌仕立ての鍋に入れます。
煮立てないように火にかけ、沸騰直前に火を止めます。
最後に、油揚げ、長ねぎを入れて完成です。
納豆は完全に潰さない方が美味しく感じます。潰すのが面倒な場合は、ひきわり納豆を粘りが出るまで混ぜてから使うと良いですよ。
今日の最後に
納豆は、整腸作用があり、腸内環境が整うと免疫力アップが期待できます。寒いこの時期に納豆を食べるなら納豆汁がお勧めです。納豆汁は栄養満点!さらに納豆の粘りが加わることでトロミが出て汁物が冷めにくくなり、体の芯から温めてくれます。
また、免疫力アップにも繋がりますので、納豆汁を召し上がってみてはいかがでしょうか。納豆がお嫌いな方も汁物なら食べることができると思いますので是非!
最後までお読みいただきありがとうございました。