シルシ

食に関係した情報をお届け致します。

栄養満点の豆乳! 10月12日は豆乳の日

スポンサーリンク



スポンサーリンク


豆乳の日




こんにちは
10月って寒暖の差が大きいですね。体調管理が大変です。みなさん風邪をひかないようにしましょうね。
話は変わりますが、10月12日は豆乳の日ということをご存知ですか。あまりピンと来ない方も多いと思うので豆乳について取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『豆乳』についてお話をしたいと思います。




豆乳の日


豆乳の日



突然、言われても「豆乳の日ってなに?」と思いますよね。


 豆乳の日は、日本豆乳協会が2008年(平成20)に制定されました。(正式には、2012年登録とのこと)12日を、とう(10)にゅう(2)の語呂合わせで読んで豆乳の日になったそうです。ちなみに、この記念日は一般社団法人、日本記念日協会により認定・登録されているとのことです。



豆乳

 豆乳は、豆乳は大豆を原料として、豆腐に固める前の乳液の状態のものをいいます。別名で「ソイミルク」とも呼ばれています。豆乳はJAS規格で3種類あり、無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料に分かれています。 ちなみに、豆乳を煮詰めた汁を濾して残った繊維質のものが「おから」になります。


 豆乳の起源は分かっていませんが、豆腐が作られるようになったのが約2200年前の中国でのことですから、これよりも古い時代からの豆乳はあったといわれています。日本へ豆腐と豆乳が伝わったのは奈良時代のことで、この時代の記録に豆腐羹(とうふかん)という精進料理で紹介されています。ちなみに、豆腐羹とは豆腐のスープという意味です。鎌倉時代には禅宗の僧侶たちの食膳に豆乳が出されていたそうですよ。


 現在のように豆乳が世間に知れ渡るようになったのは1975年(昭和50)からのことです。昔の豆乳は青臭さとエグミがあり普及しなかったそうですよ。その後昭和57年~58年の豆乳ブームで一気に広まったそうです。


 このような歴史で豆乳は時代とともに広まり、日本豆乳協会が2008年に豆腐の日を制定し、2012年に正式に登録されました。豆乳の日には豆乳について、消費者の理解や関心をより高める狙いがあったそうです。


 古くから飲まれていたものならメリットがあるはずですよね。では実際に豆乳にはどのような効能があるのでしょうか。



豆乳は栄養満点


豆乳の栄養


 豆乳は、一晩水に浸けた大豆をすりつぶし、水を加えて煮た汁を濾した飲み物です。なので豆乳には、多くの栄養素が含まれているんです。そこで注目すべきは、大豆タンパク質とイソフラボンです。


大豆タンパク質

 大豆には植物性タンパク質が33%含まれていて、ほとんどが水溶性なので豆乳にはタンパク質が溶け込んでいます。植物性タンパク質なので吸収速度がゆっくりになり満腹感が持続します。間食の予防としてもダイエットの強い味方になってくれます。また、大豆タンパク質は血清コレステロールの低下作用、血小板の凝集性の抑制作用など、全身の血流改善に効果があります。


イソフラボン

 大豆イソフラボンは、大豆の胚芽に含まれている植物性化合物でポリフェノールの一種です。女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしていることで、ホルモン依存型のがん予防にも効果が期待されています。また、イソフラボンの代替ホルモンとしての働きは、骨粗鬆症予防にも効果があります。


 その他にもレシチンサポニンオリゴ糖などの栄養素がたくさん含まれているので、美肌など美容効果、ダイエット効果、貧血予防の効果。血行促進効果、便秘解消の効果などがあります。豆乳は、このような効能を手軽に摂れるところが良いですよね。



飲むときの注意点

 豆乳に含まれるイソフラボンは、体内でイソフラボンアグリコンに変化します。これにより体に悪い影響を与えてしまうので注意が必要です。


 イソフラボンアグリコンは1日に70~75㎎が摂取量の目安とされ、ホルモンバランスなどへ影響を及ぼします。毎日飲むならコップ1杯の200~300㎖くらいを目安に摂ると良いでしょう。メリットがあればデメリットもありますが、摂取量さえ守ればプラスに働くので心配ありませんよ!


飲み過ぎによる悪い影響

  • 月経周期の乱れ

  • 子宮内膜増殖症

  • 男性の女性化

  • 下痢を引き起こす

  • アレルギー症状の発症



豆乳を飲むタイミング

 ダイエット効果を上げたい場合は、食事前の空腹時がお勧めです。間食の代わり飲んでもOKです。


 コレステロールを下げたい場合は、食後の摂取がお勧めです。乳に含まれる大豆タンパク質は、コレステロールに吸着して体の外へ排出する作用があるのでコレステロールを下げてくれます。



今日の最後に

 今回は豆乳の日(10月12日)にちなんで豆乳を取り上げてみました。多くの効果・効能を持つ豆乳、最近では凄く飲みやすくなっていますのでコップ1杯の200~300㎖を目安に飲んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net




スポンサーリンク